【カチッ、カチッ】ウインカー音の歴史

ウィンカー 知識
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ウィンカーを出すと、カチッ、カチッ、カチッという音を立てますよね?この音は、道路を走っているほぼすべての車やトラック、バイクで聞くことがあります。しかし、ウィンカーの歴史と、なぜその独特のカチッという音がするのか疑問に思ったことはありませんか?

ウィンカーはいつからあるのか?

ウィンカー

ウィンカーは 1909年に自動車に初めて登場しました。それまでは手信号で進む方向を示していたそうです。しかし、当時のウィンカーは無音で、クリック音は 1930 年代になってから登場しました。発明者のジョセフ・ベルは、外側のウィンカーに電気を送る小さな電子装置の特許を取得し、このデバイスによってウィンカーを出すとクリック音がするようになりました。

アメリカの自動車メーカー、ビュイックは、1939年にこの新技術を自社の車に実装した最初の自動車メーカーでした。歴史上初めて、車には点滅するウィンカーがあり、これにより新しい安全層も追加されました。他の自動車メーカーはこの技術を採用するのに時間がかかり、1950年代になってようやく普及し、販売されるほぼすべての新車でカチカチという音がするウィンカーが標準になりました。

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なぜクリック音なのか

カチカチと鳴るウインカーの作動音の正体は「フラッシャーリレー」の作動音です。このフラッシャーリレーはウインカーのスイッチがONになったとき、一定の間隔で0Vと12Vの電圧を切り替えて出力するようにできています。 12Vが出力された時にウインカーが点灯し、0Vで消える動作を繰り返します。 このリレーのON/OFFが切り替わるタイミングでリレーにある「マグネットスイッチ」がカチッ、カチッ、カチッと鳴ります。

新しい車両は「偽」の音

ハザード

現在では一般的に、電子制御によって電気系は一括コントロールしており、電子式リレーやコンピュータを使ってウインカーを制御しています。車によっては、ウィンカーのクリック音を人工的に作り、スピーカーなどから別に鳴らしているケースもあります。 しかし、もしエンジンが止まってしまった場合、ハザードランプなどは必要な場合もあるので、コンピュータ制御と機械式リレーの2つを装備しているケースもあります。

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この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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