この強烈なマツダ RX-7の製造には7年の歳月がかかりました。ロータリーエンジンの大ファンであるロブ・ダーム氏が制作したこのRX-7は、2016年にSEMAショーで最初にプロジェクトカーが展示され、2022年にフェンダーから炎が吹き荒れる4ローター・4輪駆動・1240馬力を発生させるモンスターマシンへと変貌を遂げました。
彼の名を冠したYouTubeチャンネルでは、この変態的なスポーツカーが出来上がるまでの彼の旅に焦点を当てています。
ロブ・ダームの「地獄のマツダRX-7」!
ロブ・ダーム氏の「地獄のマツダRX-7」の餌食になったGoProの持ち主は、同じくYoutuberのMr JWWことジェームズ氏のものです。
ジェームズ氏はそのビデオをインスタグラムに投稿し、「こいつの音は凶暴だ!」とキャプションを付けました。確かに、RX-7は怒った象の群れが一緒にトランペットを鳴らしているように聞こえます。その轟音と共に、フェンダーから噴き出す炎がGoProを溶かしました。
厳密には、動画をよく見ると、RX-7の過激で激しいレブがGoProをきれいに吹き飛ばし、さらにその過程で溶かしたのですが、GoProの最後はビデオには写っていません。吹き飛ばされたGoProが無事だったのかどうか気になるところですが、それ以外の情報はないようです。
燃え盛る排気ガスの前にGoProを置くのは常識の範囲を超えていますが、他のインスタグラムユーザーは、ロブ・ダームのせいで、彼と同じようにロータリー狂になったとコメントしています。
ロブ・ダームの4ローターマツダRX-7の夢は多くの疑問を引き起こした
ダーム氏がSEMA 2016で初めてマツダ RX-7のプロジェクトカーを展示し、それを4ローター・4輪駆動にしたいと考えた時、ほとんどの人が実現不可能な夢だと思っていました。
しかし、ダーム氏はシボレーのパーツなども寄せ集めて流用し、7年の歳月を経てこのモンスターマシンは完成しました。
排気音はまるでレースカーのようなものですが、驚くべきことに、フロントフェンダーから炎が出ているにもかかわらず、公道走行可能とのこと。エンジンルームには、787B型から540馬力アップの1,240馬力、トルクは1,000ft-lb(1,355 Nm)を発生する4ローター+ターボが搭載されています。
四輪駆動化のおかげで、四輪すべてにパワーが行き渡り、過剰なホイールスピンをより抑える事ができるので、このロケットのようにかっ飛ぶRX-7が、月へ向かうのを止めることができました。
ダーム氏の夢が実現するまでに7年という長い道のりでしたが、価値のある7年だと感じさせられます。
出典: YouTube チャンネルRob Dahm、Instagramページ robdahm、Instagramページ mrjww