筆者のように安い中古車に乗り慣れている人は、今乗っている車が冷房付きで、ナビも最新で、前席にシートヒーターまで付いていれば、かなり満足することでしょう。
しかし、人々の暮らしぶりは、実にさまざまです。豪華で高価な車にしか付いていない、本当に素晴らしい機能を見れば、すぐにわかることでしょう。羨ましいと思うものもあれば、「なんでだろう」と思うようなものもあります。
これらの高級車ならではの装備のうち、あなたが毎日乗る車にはどれを付けたいですか?
マッサージチェア

クラシックな高級車にはレザーシートが装備され、やがてシートヒーターが追加され、さらにシートベンチレーターも装備されましたが、現代の高級ブランドの顧客にはそれだけでは不十分です。
マイバッハやロールスロイスにはマッサージシートが装備され、ミーティングからミーティングへと移動する際に、オーナーは心からリラックスすることができます。
一部のメーカーは、旅客機のファーストクラスに匹敵するほど、非常に快適で技術的に進歩した座席を開発しています。したがって、これらの高級車の一部が最終的に非常に高い走行距離を記録するのも不思議ではありません。
シャンパン冷蔵庫

マイバッハやベントレーの顧客は、私たちのようにカップホルダーからペットボトルを取り出そうとするのではなく、内蔵のクーラーから冷えたてのドンペリニヨンを楽しむでしょう。
プラグイン式のミニ冷蔵庫と泡盛のボトル、そしてプラスチック製のグラスがあれば、普通のクルマで再現するのは簡単なことです。もし、カップホルダーに高級感を出したいのであれば、純正のROBBE & BERKINGのシャンパングラスを16万円で購入することができます。
スターライトヘッドライニング(ロールスロイス)

スターライトヘッドライニングはロールスロイス・ゴースト、ファントム、レイスのオプション装備です。グッドウッドの職人が、手作業でレザーに800から1,600の穴を開け、何百もの光ファイバーライトを使用して、幻想的な雰囲気を醸し出します。近年、さまざまなメディアで目にするようになり、これを再現するアフターパーツも登場しています。
純正が約170万円以上なのに対し、1万円で購入できるので、試してみるのも面白いかもしれませんね。
ドロップダウン式ピクニックテーブル

もちろん、これらは高級車に限定されたものではありませんが、安いルノーのプラスチック製ピクニックトレイと、高級車に見られる上質な磨き上げられたソリッドウッド製との違いは、間違いなくお分かりいただけるでしょう。
実際にどれだけの人がこの場所でピクニックを楽しんでいるのかは分かりませんが、おそらく重要な用事で仕事をするときにそこにタブレットやラップトップを置く可能性が高いでしょう。
運転手

運転手は高級車に装備されている機能ではないので、少しズルいかもしれませんが、実際に一部の高級車のオーナーは運転手を雇っています。
一日中運転してくれる人を雇えれば、カーテン、冷蔵庫、ビルトインキャビネットを、止まることなく、心ゆくまで楽しむことができます。
技術の進歩は速く、やがて完全自動運転の時代が来るでしょう。そうなれば、高級車でなくとも運転手を付けずに景色や映画を車内で楽しむ事ができるようになるかもしれません。