どんなに優れたドライバーでも完璧な運転はできません。お財布にも車にも悪い運転習慣をあなたはいくつ知っていますか?これらの5つの行動を改めれば、燃費が良くなり、メンテナンス代が減り、ハッピーになれるかもしれません。
コーナリング中の急ブレーキ

コーナリング中の急ブレーキは、ついやってしまいがちな癖です。コーナーでは減速する必要があると思います。しかし、ステアリングを切りながらのブレーキングは、フロントタイヤに大きな負担をかけています。フロントアクスルにより多くの重量をかけるだけでなく、旋回時にはその荷重の大部分がたった1本のタイヤにかかります。これは車にとって大きなストレスとなり、フロントタイヤを急速に摩耗させるので、タイヤ交換の頻度が高くなります。
高速走行時は特に危険です。車重を前方に移動させると、リアタイヤに負荷がかからなくなくなります。コーナリング中に急ブレーキをかけると、リアがフロントを追い越そうとしてスピンすることがあります。また、濡れた路面や雪の積もった路面では、コーナリング中にブレーキングすると、すぐにグリップレベルをオーバーしてアンダーステアになりフロントタイヤは機能しなくなります。
ゆっくり加速

確かにアクセルを全開にするのはスピードを上げるのには効率の悪い方法です。しかし、加速が遅すぎることも燃費の妨げになります。アクセルを踏み込むよりも、スロットルを軽く踏んだ方が効率的に感じるため、このような悪い運転習慣になりやすいです。
しかし、エンジンは高いギアとモデルによって60%から80%のスロットル開度で効率的になることが多いです。そのためアクセルを少し強めに踏み込み、トップギアに素早く入るようにすれば、長い目で見ればより多くの燃料を節約することができます。
過積載

車の中を整理整頓していますか?大量の荷物の重量はあなたの車にストレスを与え、長期的には大きな修理代を払うことになります。過積載はボールジョイント、ホイールベアリング、ブッシュの摩耗など、あらゆるサスペンションの問題を引き起こす可能性があります。これらの部品は、どれも安く交換できるものではありません。
スピードを意識しない

この悪い運転習慣は、車をダメにすることはありませんが燃費を悪化させます。ブレーキを使って減速していなくても、絶えず加速したり減速したりするとガソリン代がかかります。集中力が切れて速度が落ちるたびに、燃料は節約されているかもしれません。ですが、70kmで走りたかったのに55kmしか出ていないことに気づいたら、元のペースに戻るための燃料代が、減速による利点をすぐに超えてしまいます。手動で速度を維持するか、クルーズコントロールを設定して、エンジンに負担をかけない効率的な運転を心がけましょう。