『ワイルド・スピード』シリーズに関する5つの興味深い事実

【これは酷い】ワイルド・スピードの撮影中に破壊された車の数と被害総額 コラム
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2001年以来、映画「ワイルド・スピード」は世界中の映画館で上映され、20年以上たった現在でも10作目の「ワイルド・スピード/ファイヤーブースト」が公開されています。

そんな長い歴史の中で、『ワイルド・スピード』はいくつかの変遷をたどってきました元々、主人公たちはストリートレーサーでありながら、犯罪に手を染めるという設定でした。しかし、今では彼らは皆傭兵として、ある種の超現実的なスパイ活動をしています。そこで、『ワイルド・スピード』シリーズにまつわる5つの興味深いエピソードを紹介しましょう。

ワイスピ俳優の何人かは、実生活でも車好きである

ドナルド・トランプはどんな車を所有しているのか?

故ポール・ウォーカーが熱心な自動車愛好家であったことはよく知られています。しかし、ポールだけでなく、何人かの共演者も同じように車を愛していました。

サン・カンはグランツーリスモにも収録されている、ダットサン240Zのレストモッド「Fugu-Z」で知られる、最も著名な車好きの一人です。

ミシェル・ロドリケスも、フェラーリ488GTBとフォード・マスタング・マッハ1のヴィンテージカーを所有しており、撮影現場以外でも速いクルマには目がないようです。

リュダクリスは、高級車はもちろんのこと、1993年製のアキュラ・レジェンドを20年以上所有していることでも知られています。レジェンドはその間に約40万kmを走破し、レジェンドをプロにレストアしてもらったほどです。

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雑誌の記事を元に作られている

【これは酷い】ワイルド・スピードの撮影中に破壊された車の数と被害総額

ワイルド・スピードシリーズのルーツは、「VIBE」誌1998年5月号に掲載された「Racer X」という記事です。

「Racer X」は、日本のチューニングの波が押し寄せてきたころのニューヨークのストリートレーサーを描いたノンフィクションで、多くのレーサーは、かなり改造されたホンダ・シビックに乗っていました。

今でこそ当たり前の話ですが、1990年代後半、アメリカでは日本車のチューニングシーンはまだ非常に小さな世界であり、現代に見られるようなアフターマーケットのサポートもない時代でした。この記事に感化されたプロデューサーによって、この大作は生れました。

インポートカルチャーの一時代を築いた

【これは酷い】ワイルド・スピードの撮影中に破壊された車の数と被害総額

2001年、ワイルド・スピードシリーズの第1作が公開された当時、輸入車チューニングの世界は、少なくとも北米ではまだ黎明期でした。V8エンジンを搭載したマッスルカーとは対照的に、改造されたスポーツコンパクトが、やがてアメリカ全土を席巻することになります。

若い世代にとっては、『ワイルド・スピード』から直接インスピレーションを受け、チューナー・カルチャーをこれまで以上に広く普及させる重要な役割を果たしました。映画『ワイルド・スピード』がなかったら、アメリカの輸入車シーンはこれほどまでに大きくなっていなかったでしょう。少なくとも、主流になるにはもっと時間がかかったかもしれません。

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非常識な金額を稼ぎ出している

『ワイルド・スピード』シリーズに関する5つの興味深い事実

2001年にユニバーサル・スタジオが製作を開始して以来、「ワイルド・スピード」シリーズは60億ドル(約8400億円)以上を稼ぎ出しています。これはまったく非常識な金額ですが、22年の間に12本の映画が製作されたことを考えると、この超大作シリーズの累積収益を容易に理解することができます。

これはユニバーサルがこのシリーズを終わらせない理由の1つです。このシリーズを終わらせるという宣伝文句の『ファーストX』は意図的に2つに切り分けられています。

1970年のチャージャーはウイリーを成功させなかった

『ワイルド・スピード』シリーズに関する5つの興味深い事実

これはオリジナル映画を一回観ただけで、お気づきの方もいらっしゃるかもしれません。古いマッスルカーが前輪を宙に浮かせているのに、リアタイヤが空回りして煙を上げているのを見れば、明らかに何かがおかしいと思うはずです。

撮影時、スタッフは1970年のダッジ・チャージャーを、映画で最も印象的なシーンのひとつであるウィリー走行させるために、あらゆる手を尽くしました。しかし、上手くいきませんでした。

その結果、チャージャーの下に油圧式の特殊な装置が設置され、フロントエンドを持ち上げてウィリーしているように見せかけながら、カメラからは見えないようにしました。ドラッグレースについて知っている人なら、これは明らかにウィリー中に起こることではないとわかると思います。

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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