フラッグシップであったアヴェンタドールは生産が終了し、後継モデルが今年の3月に発表になると噂のランボルギーニ。そんなランボルギーニの中でも、ごく一部のコレクターだけが購入できる希少なランボルギーニを5台ピックアップしました。
【40台限定】ランボルギーニ チェンテナリオ LP 770-4

「Centenario」は イタリア語で100周年を意味し、チェンテナリオ LP 770-4は、ランボルギーニ社の創業者であるフェルッチオ・ランボルギーニ氏の生誕100周年を記念して発売されました。ベースとなるのはランボルギーニ アヴェンタドールで、クーペとロードスターが20台ずつ、合計40台の限定生産車でした。
【20台限定】ランボルギーニ・レヴェントン

2007 年にデビューしたランボルギーニ・レヴェントンは、ムルシエラゴをベースとした20台限定のスーパーカーです。しかし、正確にはランボルギーニ博物館に展示するために00/20車として21台目が制作されました。レヴェントンの名前は1940年に誕生したドン・ヘリベルト・ロドリゲス牧場の闘牛の名が由来とされています。20台のうちの1台が日本に輸入されています。
ランボルギーニのデザイナーによると、ラプターの愛称で呼ばれたF-22ステルス戦闘機をモチーフにしており、フロント周りやリアの意匠はムルシエラゴの後継機である、アヴェンタドールに受け継がれています。
【20台限定】ランボルギーニ・セスト・エレメント

2010 年のパリ モーター ショーで、ランボルギーニは伝統的にランボルギーニであるもう 1 つの限定車であるセスト エレメントを発表しました。
「Sesto Elemento」は、「第6の元素」である炭素を表しています。これは、車のボディにカーボンファイバーが使用されていることを示しており、そのおかげで車両重量はなんと999kgです。生産当時、セスト エレメントは当時生産されたランボルギーニの中で最も高価な約3億6000万円でした。
また、エアコンやステレオはおろか、ダッシュボードすらありません。極めつけは一般的なシートではなく、座席にはカーボンファイバーシャーシに直接接着されたフォームパッドが貼られているだけというスパルタンな仕様です。
【13台限定】ランボルギーニ・ヴェネーノ

ランボルギーニ ヴェネーノは、人気のアヴェンタドールをベースに、同社の 50 周年を記念したもう 1 つの車です。「ヴェネーノ」とはスペイン語で「毒」を意味し、1914年のスペインで、闘牛士を頭突きで死亡させた闘牛の名前にちなんでいます。
当初は1台のみの生産予定でしたが、ランボルギーニのオーナーから反響が大きかった為、約3億6000万円という価格で、3台の限定販売として、新たに3台が製造されました。それでも購入希望者が後を絶たなかったことから、追加で9台のロードスターモデルが製造されました。
【1台限定】ランボルギーニ アヴェンタドール J

アヴェンタドール J は、とあるランボルギーニオーナーの注文によって特別製作された、世界に1台しかないワンオフモデル。アヴェンタドール J の「J」は、
かつてFIAの競技規定 付則「J」項の規則に沿って作製された伝説的なワンオフレーシングカー「ランボルギーニ イオタ」に由来します。
オリジナルのアヴェンタドールと同じエンジンを使用していますが、軽量化のためにエアコンやラジオなどのいくつかの機能が取り除かれています。