今やとんでもなくバカげた行動や奇挑戦が君臨するソーシャルメディアの時代。残念ながら、常識や道徳心を無視し、ネットの注目こそが全てだといった思想の持ち主も一定数います。
映像を見ていると、大事故が起こるのではないかという不安な思いが頭をよぎります。何しろ、このチャレンジは、薄い透明なホイールがスープラの重さで粉々にならないか、という視聴者の好奇心を満たすために作られたものなのですから。幸いにも、このような事故は起こらず、カルト的な人気のあるスポーツカーは無事でした。
ガラスホイール(?)
この動画は、Tiktokユーザー@rota.do.caosによって共有され、Redditで急速に拡散されました。また、スープラのカスタムシューズは「ガラスホイール」と表現されていますが、その素材はアクリルかポリカーボネート、つまり非常に丈夫で透明なプラスチックの一種であると思われます。
もし本物のガラスが使われていたら、ラグナットの取り付け時に壊れやすいディスクが粉々になり、スープラが地面に激突したときに崩れてしまったことでしょう。
タイヤなんか無い

当然ながら、トヨタ・スープラは低速域でもトラクションに苦しみ、ドライバーが大きくアクセルペダルを踏み込むとホイールスピンしてしまいます。タイヤがなく、ホイールの厚みも少ないため、スープラはまるでアイススケートのような感覚に陥り、ステアリングやブレーキがほとんど効かない状態です。
コメント欄にある指摘したように、ドライブが別の種類の地形で撮影された場合、車両の重量がこのような小さな表面積に集中するため、薄いディスクが溝を彫った可能性があります。
このような動画は、一見すると些細なことですが、再生回数や議論のきっかけになることがよくあります。その点、透明ホイールを装着したトヨタ・スープラは、確かにその役目を果たしています。