マニュアルを捨て速さを求めたクルマ

マニュアルを捨て速さを求めたクルマ コラム
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マニュアルの方がオートマより速い。そう言われていた時代がありました。ですが現在は立場が入れ替わりました。スポーツカーでありながらそもそもマニュアルの設定がない車両も増えてきました。あえてオートマのクルマを選ぶ。そんな選択肢も認められる理由はオートマがはやくなったから。今回は、あえてオートマミッションを選ぶことによって速さを得たクルマをいくつかご紹介します。

BMW M240i

マニュアルを捨て速さを求めたクルマ

2023年型のBMW M240i。この車両搭載の8段ステップトロニック・スポーツ・オートマチック・トランスミッション。これは、歴代のBMW オートマミッションの中でも最高と言えるレスポンスとトラクションを備えています。

そしてM240i xDriveを選択すれば、グリップの良い全輪駆動(AWD)システムと382馬力のB58型3.0L直列6気筒エンジンの搭載。このクーペをわずか3.6秒ほどで時速100kmまで加速させます。そしてM240i xDriveはパワープラントを共有するGRスープラよりも速いとの噂です。

ジャガーF-TYPE

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2023年型ジャガーF-TYPEは、575馬力を発生するRヴァリアントを含め、どのトリムレベルでもマニュアルトランスミッションを装備していません。ですが、豪華なジャガー・モデルのグリップの良いAWDシステム。スーパーチャージドV8ライブラリー。そして8速オートマチック・トランスミッション。これらによってF-TYPE はマニュアルに負けない速さとなりました。

具体的に、オートマチックのジャガーF-TYPE Rは、3.5秒ほどで時速約100kmに達することができます。そして、BMW M240iとは異なるV8サウンドを聴きながらドライブすることができます。

コルベット

マニュアルを捨て速さを求めたクルマ

シボレーは2019年に7代目モデルを廃止した後、伝統的なマニュアルトランスミッションを備えたコルベットの提供を停止しました。その結果、2020年以降のコルベットスティングレイはすべてマニュアルなしとなりました。最新のC8スティングレー(2023年型シボレー・コルベット)は、490馬力のLT1 V8エンジンに8速デュアルクラッチ・オートマチック・トランスミッションという組み合わせです。

それでも、3.0秒もあれば時速100kmに到達します。また、バランスのとれたミッドエンジン・プラットフォームを持つコルベット。今ではマニュアルトランスミッションがなくても速くて楽しいクルマの代表例です。

アウディ RS 3

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2023 Audi RS 3のギアボックスの選択肢は、7段デュアルクラッチオートマチックトランスミッションの1つだけです。ですが、401psのパワーと鋭いAWDシステムにより、時速100kmまでわずか3秒ちょっとで加速できます。

アウディでマニュアルトランスミッションを持たない速いクルマは増えています。マニュアル装備のスポーツカーが減っていくことは悲しいことかもしれません。それでも、より速く、よりスムーズなオートマチック・トランスミッションの開発はこれからも進んでいくことでしょう。

画像出典:BMW,ジャガー,シボレー,アウディ

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