わずか23歳で65回もの免許停止処分を受けた女性ドライバーが逮捕される

わずか23歳で65回もの免許停止処分を受けた女性ドライバーが逮捕される コラム
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運転免許証は道路交通法の規定により都道府県公安委員会によって発行される公文書です。交通違反・交通事故を起こした人に対しては、将来における道路交通上の危険を防止するために、運転免許の取消や、効力を一定期間停止しする行政処分が下されます。

では、23歳になるまでに1度や2度ではなく、65回もの免許停止処分を受けた人をどうすればいいのでしょうか。ニューヨークは彼女を逮捕することにしました。

アコードをかっ飛ばす23歳女性

わずか23歳で65回もの免許停止処分を受けた女性ドライバーが逮捕される

NBCニューヨークによると、ジャネルダ・カミーユは4月25日午前2時4分、ニューヨーク州ロングアイランドで、免許停止状態で2000年のホンダ・アコードを運転中に、警察官に車を止められ逮捕されました。彼女はスピード違反で停車させられたとされています。当局によると、制限速度が55mp/h(約88km/h)しかないロングアイランドのサンライズ ハイウェイを95mp/h(約153km/h)で走っていました。実に65kmオーバー、日本でも一発免停です。 

カミーユは車を止められた際、免許証の提出を求められましたが、直近の免許停止処分のため、提出することができませんでした。The Driveは、彼女の免許が12の異なる日付で合計65回停止されていることが警官に判明したと記しています。また、The Driveは、警察の記録には、カミーユが2021年に事故に巻き込まれ、スピード違反の召喚状に加えて、加重無免許運転(第一級)の罪で逮捕されたことも含まれているとしています。

車両管理局は警察に通知しない

わずか23歳で65回もの免許停止処分を受けた女性ドライバーが逮捕される

ニューヨーク州法では、「加重無免許運転(第一級)」とは、免許停止中または取り消し中の運転である。200~500ドル(約2万7000円~約6万8000円)の罰金、強制的な課徴金、30日以内の禁固刑または執行猶予の可能性があります。

The Driveによると、カミーユは一度も免停の聴聞会に姿を現したことがないそうです。この問題について、サフォーク郡警察のロドニー・ハリソン長官は、ニューヨークの車両管理局は、複数の免許停止処分を受けたドライバーを直接警察に通知することはないと指摘しました。ハリソンはNBCニューヨークに、「彼女が誰かを傷つけたり、自分自身を傷つけたりする前に、この人物を止めることができてよかった」と語っています。

安全運転を意識しましょう

運転

日本では1分間に1件以上交通事故が発生していると言われています。1日平均の死者数は11.3人で、2時間8分に1人が交通事故で死亡しています。悲しいことに、死亡事故の数はゼロにはなりません。

誰か一人の身勝手が、誰かとその周りの人々を悲しませることになるかもしれません。ドライバーだけでなく、道路を使う全ての人が安全を意識することが大切です。

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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