ゲストが記念式典でパガーニ・ユートピアの消火器を誤って作動させる

ゲストが記念式典でパガーニ・ユートピアの消火器を誤って作動させる コラム
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先週金曜日のモントレー・カー・ウィークで行われたパガーニの25周年記念式典では、ユートピアから煙が出る事件が起きました。パガーニによると、煙の原因は車両に組み込まれた消火器がショーの参加者によって誤って作動させられたことだと言います。

@OnFireGarageがインスタグラムに公開した短い動画には、パガーニ・ユートピアがスタンドに置かれ、車室のすぐ近くのエンジンベイから大量の煙が出ている様子が映っています。当初、人々は車両から火災が発生したと思っており、周囲にいた人が消火器を求める声が聞こえましたが、状況は必ずしも思われているとおりではありません。煙は消火器によるものだと判明しましたが、車両が停止していたため、当初のシナリオよりも理にかなったことである。

エンジン火災を想定したシステム

同社の創設者兼最高経営責任者(CEO)のオラシオ・パガーニの息子であるクリストファー・パガーニ氏は、ロード・アンド・トラック紙に対し、この奇妙な出来事について語りました。 「イベントに参加したゲストが車内のスイッチに触れ、エンジンの自己消火器を作動させてしまったのです」。

どうやらこの超高級ハイパーカーには、エンジン火災を想定したシステムが組み込まれており、車内のスイッチで作動させることができるようです。

パガーニのショーに同席していた目撃者のクリス・コルセスによると、事件は金曜日の午前11時20分に発生し、煙がシートの後ろにあるエンジンから出てきており、その時点では何が起こったのか誰も分からなかったとの事。

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被害総額や賠償責任については不明

ゲストが記念式典でパガーニ・ユートピアの消火器を誤って作動させる

今年のモントレー・カー・ウィークにおけるパガーニの存在感には、そのエキゾチックな車両の 3 世代すべてが印象的に展示されました。シルバーのゾンダと白いウアイラに、アメリカ本土で初めて公の場に姿を現したダークブルーのパガーニ・ユートピアが加わりました。

ユートピアは、パガーニの主力モデルであるウアイラの後継モデルです。2022年9月に発表されたこのモデルには、864馬力、ツインターボ、6.0リッターAMG V-12とオプションのマニュアルトランスミッションが搭載されています。発売当時、パガーニはこの車の購入者には230万ドル(約3億3000万円)以上の費用がかかるだろうと語っていました。

今回の事件による被害総額や賠償責任については不明ですが、もし弁償となれば多額の費用がかかることになります。しかし、このイベントの参加者は富裕層が多い為、かすり傷にもならないかもしれません。

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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