国内外問わず人気のあるアルファード。昨今の半導体不足の問題により納期が1年以上、または未定とされており、中古車市場の価格も高騰しているのみならず、これから更に値段が上がると予想されている。そこで何故今アルファードの値段が高騰しており、今が買い時なのかを解説していく。
半導体不足による中古車需要の増加
言うまででもないが事の発端はこれだ。アルファードに限った話ではないが、半導体不足による納期の遅延により、今すぐ車が欲しい人は中古車や新古車で我慢せざるを得なくなり、結果として中古車の価格高騰を招いた。
アルファードは現在オーダーストップ中
ディーラーの営業マンに問い合わせた所、アルファードは6月現在オーダーをストップしているという。
つまり現行の30系後期はもうオーダーできず、次にオーダーできるのはモデルチェンジ後という事だ。
すなわち新車がすぐに欲しくても買えないので、中古車の価格が更に高騰するというのだ。
海外人気による価格高騰
現在アルファードを注文すると「1年間は輸出防止の為に手放さないでくれ」と、ディーラーから言われる程、アルファードは国内のみならず海外でも非常に人気のある車だ。それゆえ輸出業者が海外に持っていく為、必然的に国内の中古車の価格が高騰する。ちなみに新車でオーダーしたアルファードを1年間乗っても買取価格があまり下がらないのは。多少距離が走っていてるアルファードでも海外需要が高いからだ。さらに円安の進行によりこれからさらなる輸出需要の増加が予想されるので、より価格が上がる可能性も否定できない。逆に言えばアルファードを売るなら今ともいえる。

納車後すぐに手放すと…??
納車したてのアルファードをすぐに転売すると、装備にもよるが3.5SCだと約50万円ほど儲かるそうだ。しかしすぐに手放してしまうと、注文したトヨタディーラーと今後の取引はできなくなるそうだ。しかしあくまでそのトヨタディーラーとの取引ができなくなるだけで、別のディーラーからだったら購入することは可能なようだ。同じような手口で300系のランドクルーザーは転売されており、聞く話によると1000万円程の儲けがあるそうだ。
アルファードを買うなら今

上記の理由からアルファードを買うなら今だろう。これから値段が下がる可能性は低く、上がっていく可能性の方が高いだろう。もし待てるのなら新型が出てからでも良いかもしれないが、昨今の様子からしてすぐにデリバリーされる可能性は低いだろう。