アストンマーティンの会長は、同ブランドが今後24か月間に8台の新型モデルをリリースすると公式に述べました。
最初に発表され、本格的に動き出すのは、5 月 24 日に発表される予定のDB11 後継車になります。今年初めの商標出願によると、この車はDB12と呼ばれる可能性が高いです。
「ペンキが乾くのを見るか、草が生えるのを見るかのような気分ですが、3年後には次世代スポーツカーを手に入れ、今後24ヶ月で8台を発売する予定です」と同社会長のローレンス・ストロール氏はAutocarに語っています。今年は同社の110周年の記念すべき年であり、アアストンマーティンの門は開かれようとしているようです。
すべてのモデルが入れ替わる!?

次世代における同社の計画は、ラグジュアリー、パフォーマンス、テクノロジーのスタンダードを設定することです。
ミッドエンジンのハイパーカーを除けば、現在ラインナップされているすべてのモデルが入れ替わることになります。また、ストロール氏は、同ブランドがハロ・グランドツアラーの上に位置する、まったく新しいタイプの車を発表する予定であることを示唆しました。
それは市場の新しい分野になると述べていますが、それ以外のことについては詳しく説明していません。メルセデスEQS、BMW i7のようなハイエンド電動セダンの対抗馬となる、完全電動のラピードを想定しています。
ストロール氏によれば、フロントエンジン車は新しいプラットフォームではなく、「まったく新しいクルマ」となるような大幅なデザイン変更を行うとのことで、それが最も顕著に現れるのは技術面でしょう。ストロール氏によれば、「顧客が望む形でテクノロジーを提供する」のだといいます。
全てのバリエーションで999台が予定されている

ヴァルハラはまだ途中であり、全てのバリエーションで999台が予定されています。今のところヴァルキリーの影に隠れてやや影が薄いモデルですが、今年中に生産を開始する計画で、ブランドはまだ予約金を預かっています。
これらのクルマの先には、アストンマーティンF1チームが提供する最高のテクノロジーを用いたミッドエンジンラインアップが広がっていきます。
ヴァルキリーは、ブランドにとって初めてF1技術で作られた車であり、まさに天啓というべきもので、ブランドが生産上の問題を解決して以来、100台以上が納車されています。
2025年にブランド初の電気自動車を発表するまでの2年間は、アストンマーティンの猛攻にさらされることになるでしょう。
出典:Carbuzz、アストンマーチン