ブガッティ・シロンのワンオフ車、「シロン・プロフィレ(Chiron Profilee)」が、2023年2月1日にパリの RM サザビーズでオークションにかけられる予定です。
1台のみの製造

シロンは、世界最速の市販車として 2 度の記録を打ち立てたブガッティの最も有名なモデルであるヴェイロンの後継として2016年に発売されました。
ブガッティは当初、ピュア スポーツ、スーパー スポーツ、チェントディエチなどのバリエーションを含め、シロンの生産を 500 台に限定すると発表していましたが、シロンの製造枠がすべて埋まっているため、プロフィレは1台しか製造されないとのこと。
ベースは「ピュアスポーツ」

ベースとなるのは、シロンの「ピュアスポーツ」というモデル。シロン・プロフィレのパワーは、ブガッティの象徴的な 8.0L、クワッドターボチャージャーを搭載した「W16」エンジンから得られ、最高出力1500馬力、最大トルク163.2kgmを発生し、7速デュアルクラッチオートマチックトランスミッションを介して4輪すべてを駆動します。
ブガッティによると、シロン・プロフィレのギアボックスはピュールスポーツよりも短いギア比が取り付けられていますが、最高速度は 350km/hから380km/hに増加し、0-100km/h加速は2.3秒とのことです。

シロン・プロフィレには固定式のリアスポイラーや、特注の「アルジェント・アトランティック」ブルーで仕上げられたオリジナルのフロント、リアバンパーが取り付けられています。
サスペンションにも変更が加えられ、プロフィレのサスペンションは、ピュアスポーツよりも 10%剛性が高く、キャンバーの変更やハードスプリングを採用しているとのこと。ブガッティは、快適性を犠牲にすることなく、より多くのグリップを提供できると主張しています。

インテリアではブガッティとして初めて、ダッシュボードやドアパネル、そしてセンターコンソールに、ウーブンレザーが採用されました。
ブガッティ・シロンのワンオフ車、「シロン・プロフィレ(Chiron Profilee)」が、2023年2月1日にパリの RM サザビーズでオークションにかけられ、収益の一部が慈善団体に寄付される予定です。