キャデラックの問題点

キャデラックの問題点 コラム
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アメ車の代表格キャデラック。現代において最も信頼性が低いという評論家もいます。電気系統の故障、エンジンの問題、トランスミッションの故障。そして1.4Lエコテックのようなエンジンでは60km走行前にターボチャージャーが停止するという報告が多くあります。今回はキャデラックを購入する上で覚悟しておいたほうがよいよく故障する箇所をご紹介します。

パワーウィンドウレギュレーターの故障

キャデラックの問題点

どの車種にも見られるのが、ウィンドウレギュレータの故障です。オーナーによると、窓が下がらなくなったり、最悪の場合は元に戻らなくなったりします。ガレージやカーポートがない場合は雨に注意が必要です。中には、1~2年の所有期間中に複数のレギュレーターを交換したと言う人もいます。

この驚異的な故障率の犯人は、小さなプラスチック製のホイールです。キャデラックのオーナーにとって残念なことに、ウィンドウレギュレーターはユニット全体としてしか販売されていません。よって、単独で修理することができません。つまり修理代は毎回高額になります。

ブレンドドアアクチュエーターの故障

キャデラックの問題点

さらに、キャデラックの問題は車内への熱と空調の供給です。1990年から2005年のキャデラック・ドゥビルによく見られる問題です。空気の流れや温度調節は、ブレンドドアアクチュエーターと呼ばれる部品によって調節されています。オーナーからの情報によると、走行距離に関係なく、ブレンドドアアクチュエーターの動作がおかしくなっている。あるいは、完全に故障しているようです。

ブレンドドアアクチュエーターは、温度と空気の流れのコントロールと連動しています。車両によっては、複数個ある場合もあります。ブレンドドアは、空気の出る場所や温度をコントロールするものです。

アクチュエーターが故障すると、HVACコントロールと連動してドアが動かなくなります。その結果、デフロスト吹き出し口から風が出なくなる。フロア吹き出し口からしか風が出なくなる。ということが報告されています。また、コントロールの設定に関係なく、片側から熱い空気が出て、もう片側から冷たい空気が出てくるという症状もあります。

エンジンオイル漏れ

キャデラックの問題点

次にキャデラックに多い問題は、オイル漏れです。多くのオーナーが指摘するように、面倒な漏れは下部クランクケースでの漏れです。これは、修理のためにエンジンアウトサービスが必要となり、高額な請求になります。下部クランクケースには圧力がかかる通路があるため、通常の漏れよりもひどくなる可能性があるようです。

チップドキーの問題

キャデラックの問題点

1990年代から2000年代初頭にかけて、チップドキーが導入されました。このタイプのキーは、単にイグニッションバレルに差し込むだけではありません。キーにはチップがあり、それが盗難防止システムに信号を送ります。そして車が始動できるように動作します。キーを紛失した場合、プログラムされていない限りコピーキーは機能しません。

また、イグニッションロックシリンダーへの小さなワイヤーも壊れやすく、始動不能の状態を引き起こすことがあります。キーホルダーに他の鍵をつけていると、このワイヤーが早く切れるという報告もあります。重量の増加により、すでに弱くなっている接続部の劣化が進むようです。キー交換はセキュリティの関係上高額修理になる可能性があります。

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