【友情の物語】キャプテンアメリカが所有する1967年シボレー・カマロとアイアンマンの話

【友情の物語】キャプテンアメリカが所有する1967年シボレー・カマロとアイアンマンの話 コラム
この記事は約5分で読めます。
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。

1967年当時に製造された220,906台のシボレー・カマロのうち、現在残っているのは175台のみです。そのうちの1台の67年型カマロを所有するのは、マーベル映画『アベンジャーズ』のキャプテン・アメリカ役で世界的に賞賛されている名優、クリス・エヴァンスです。

パッと見た感じでは、かなり控えめで、ミニマムでありながらアグレッシブな外見をしていますね。しかし、見た目だけではありません。このキャプテン・アメリカをテーマにしたカマロは、アメリカのチューナー「スピードコア」の素晴らしい仕事によって、パンチの効いた仕上がりになっています。

このマッスルカーは、ボンネットの中に、かなり強烈なアップグレードが施された唯一無二の車なのです。クリス・エヴァンスの700馬力のカマロにどんな変更が加えられ、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?また、どのようにして手に入れたのでしょうか?

シボレーLS3 6.2リッターV8を搭載したキャプテン・アメリカ シボレーカマロ

【友情の物語】キャプテンアメリカが所有する1967年シボレー・カマロとアイアンマンの話

この700馬力のカマロのカスタムは、見た目だけではありません。古きを捨て、新しきを得る。67年型カマロの325hpのエンジンは、シボレーLS3 6.2リッターV8クレートエンジンに置き換えられ、それだけで430hpという圧倒的なパワーを発生します。

しかし、スピードコアは更なるチューニングを施しました。同社は、マッスルカーのスーパーチャージャーで人気のWhipple社の2.9Lスーパーチャージャーを採用し、合計730hpの馬力を発生させるように仕上げたのです。

もちろん、チューニングはエンジンだけに留まらず、ラジエーター、トランスミッション、サスペンション、ブレーキなどにも変更が加えられています。

スペックから明らかなように、この車は確かに非常に速いのですが、カリフォルニアのストリートでの日常走行にも向いている仕様になっています。

スポンサーリンク

アイアンマン、クリス・エヴァンスに700馬力のシボレー・カマロをプレゼント

【友情の物語】キャプテンアメリカが所有する1967年シボレー・カマロとアイアンマンの話

クリス・エヴァンスとロバート・ダウニー・Jrは、スクリーンの内外で特別な関係にあり、このカスタムされた1967年型シボレー・カマロはロバート・ダウニー・Jrによって贈られたものです。彼は自動車愛好家であり、クリスをその気にさせたかったのです。

当初は1968年式のカマロを探していたダウニーJrですが、1967年式の初代カマロに落ち着きました。複数のチューニンググループを調べた後、チューニング会社であるスピードコアに鍵を渡すと彼は、”最初のアベンジャーズ”にふさわしい象徴的な作品を作るというアイデアを提案しました。

ダウニーは、このカマロの制作に積極的に参加しました。キャプテン・アメリカをテーマにしたカマロは、内装や外装に数々の工夫が施され、ダウニーのビジョンが光っています。

このシボレーは、一から丹念に作り上げられたものです。スピードコアの「グリジオ・ヴェルデ」と名付けられたこの目を引くグレー・グリーンのカラーは、初代カマロにちょうどよく似合っていますね。一見、手つかずのように見えますが、よく見ると、スピードコアはボディに微妙な変更を加えており、よりビビッドな外観を実現していることがわかります。

そして、スピードコアは、カマロに木のアクセントを取り入れました。しかし、なぜ茶色の内装なのでしょうか?それは、キャプテン・アメリカの原点である第二次世界大戦にちなんだものです。さらに、3本スポークのステアリングホイールには、通常のカマロバッジの代わりに、キャプテン・アメリカの盾がカスタムされています。

そして仕上げは、この車を「スティーブ・ロジャー特別仕様」と名付けた記念のプレートです。ご存じないかもしれませんが、スティーブ・ロジャーはMCUにおけるキャプテン・アメリカの本名です。

クリス・エヴァンスの1967年製カスタム・シボレー「カマロ」の値段は?

【友情の物語】キャプテンアメリカが所有する1967年シボレー・カマロとアイアンマンの話

では、このキャプテン・アメリカをテーマにしたカスタムカマロの価格はいくらなのでしょうか?平均すると、アメリカでは1967年製のシボレー・カマロは30,000ドル(約420万円)ほどで購入できます。低いところで12,000ドル(約170万円)、高いところで60,000ドル(約840万円)前後で推移し、最も高価な67’カマロは167,000ドル(約2300万円)で販売されています。しかし、この車は、この車に費やされた作業時間の多さと、スピードコアが行った広範囲な改造のリストを考慮すると、275,000ドル(約3800万円)以上の価値があると推定されます。

この車は現在もエヴァンスが所有し、スピードコアが定期的にメンテナンスを行っています。マーベル・コミックの象徴であるだけでなく、正義、自由、アメリカン・ウェイの精神を体現する、アメリカ自動車史の象徴的な作品です。

クリス・エヴァンスはたくさんの車に乗っていますが、ロバート・ダウニー・Jr.から贈られたこの車は彼のお気に入りです。このクルマは、マッスルの歴史を物語る唯一無二のスペクタクルであるだけでなく、尊敬する2人のセレブリティの友情と友好のシンボルでもあるのです。クリス・エヴァンスはもともと自動車ファンではなかったのですが、700馬力のカマロの運転席に座って以来、ロバートの思惑通り車好きになったそうです。

画像出典:SpeedKore Performance Group

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

CAR TRENDをフォローする
コラム
スポンサーリンク
シェアする
CAR TRENDをフォローする
CAR TREND
タイトルとURLをコピーしました