車内を清潔に保つのは簡単ではありません。飲食や電話、子供がいる方ならなおさら。どんなにきれい好きな人でも、車内を清潔に保つのは難しいものです。また、車内の掃除の仕方がわからないという方もいるのではないでしょうか。そこで今回は車内をキレイに保つためのコツをご紹介します。
歯ブラシを使って、内装の狭い場所の汚れを取る

実は車内の掃除は家の中を掃除する方法とあまり変わりません。家の窓枠をブラシで擦るように、車の窓枠も掃除しましょう。わざわざ専用のブラシを買いたくない。という方には使い古した歯ブラシをお勧めします。歯ブラシは椅子張り掃除に最適なのです。硬い毛と小さなブラシは、椅子張りの継ぎ目を掃除したり、狭い場所に入り込んだりするのに理想的です。
掃除機も忘れずに

日本車の多くは革シートではなく布製です。なのでごみや埃がシートの中に入り込んでしまいます。業者であればシートを振動させる機械を持っているので心配ありません。その機械が手元にない場合は手で叩いて汚れを出すしかありません。空気が悪くなりますがシートに埃が溜まったままよりかは幾分良いと思います。
ふき掃除も一緒に

掃除機と内窓拭きだけで掃除を終わらせてしまう方もいますが、ダッシュボード周りやドアポケットなど汚れている箇所はまだまだあります。市販されている専用のクリーナーと少量のアルコールと組み合わせて車内の拭き掃除を忘れずに行いましょう。椅子張りやカーペットをこすり洗いすることも重要です。これはシミや汚れを落とすと同時に、殺菌効果もあります。
エアコンの吹き出し口が忘れられがち

ほぼ全ての車に搭載されているエアコンですが、エアコンの吹き出し口の掃除をしている方はほとんどいません。エアコンを使用している際に水滴が発生しているのを見たことがありませんか?その水滴の影響でエアコンの空気が通る配管にカビが生えていることがあります。放置していると、エアコンを使用している時にずっとカビ臭い空気を吸うことになります。専用のクリーナーが販売されているので、定期的に掃除しましょう。
フィルターの交換も

エアコンの配管をキレイにしたらエアコンフィルターの交換も忘れずにしましょう。せっかく配管が綺麗になってもエアコンフィルターがカビていたら意味がありません。メーカーにもよりますが、1年に1回の交換が目安といわれています。1年が経過していなくても、臭いがしてきたら交換時です。
掃除も立派な車のメンテナンスです。消臭剤で誤魔化すのではなく、しっかり掃除をして車をキレイに保ちましょう。