アメリカの作家・生化学者のアイザック・アシモフの名言に「人間は無用な知識が増えることで快感を感じることができる唯一の動物である」というのがある。このフレーズに聞き覚えのある人はきっと、ある時期の毎週水曜日の21:00頃に某テレビ番組を見ていた人だろう。この記事では世界の車に関するトリビアご紹介。ちなみにトリビアは英語で「取るに足らないこと・雑学的知識」を意味する。
平均的な人は、人生の 2 週間を赤信号待ちで過ごす
この記事を読んでる方の多くは電車通勤の方が多いかと思うが、ひょっとするあなたはラッキーなのかも。アメリカの研究によると、人は毎年約58.6時間を赤信号に引っかっているとの事。これを生涯ベースで考えると2週間に相当するという。これはハンドルを叩くのに多くの時間を費やしていることになるため、この時間を賢明に使用するために、好きな音楽を聴いたりオーディオブックを聞くことをお勧めする。
1馬力は1頭の馬のパワーに等しくない
車の馬力はエンジンの出力の測定値だが、実際には馬の出力と同じではない。ジェームズ・ワットが蒸気機関の能力を示すのに、馬一頭が発揮する仕事率を1馬力としたことに始まる。彼によって作成された最初の定義によると、実際の馬の力は 14.9 馬力らしい。
地球上で最大の乗り物は 14,000 トンを超える
人類史上世界最大の車としてギネス世界記録に登録されているBagger288はドイツのクルップ社が開発製造し、建造に5年の歳月をかけ1978年に完成した超大型の建設車両。全長が220m、全高96m。総重量は何と1万4000トン!!3分間しか戦えない国民的ヒーローの初代さんは、身長40m、体重3万5千トンなので、彼の方がBMIが高い。
世界で一番車が普及しているのはブルネイ
ブルネイは人口約40万人、面積は約5,770Km²という小さな国だが、道路や駐車場はどこも車で溢れ返っている。GLOBAL NOTEによるとその普及率は驚きの98.4%。人口が少ないのが幸いして渋滞はあまりしないのだとか。
窓ガラス破りのギネス記録保有者がいる
トルコのテレビ番組「Rekorlar Dunyasi」に出演したアメリカ出身のケビン・テイラーは2分間に素手で最も多くの自動車窓ガラスを割った数のギネス記録保有者。その数はなんと21枚。約6秒に1枚割る計算だ。しかもこれは自身が2年前に樹立した20枚という記録を1枚上回る結果。人は2年の修行を積めば、2分間で窓ガラスをもう1枚割る事が出来るという事を示した。 出典:ギネス世界記録