自動車ディーラーはリコールでも儲けている!?

自動車ディーラーはリコールでも儲けている!? 知識
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あなたの車にリコールのお知らせは来ていませんか?リコールという言葉はニュースでも頻繁に報道されており、耳にした方も多いのではないでしょうか。

リコールと聞くと自動車に欠陥があり、メーカーがお金を出して無料で修理してくれるので、ディーラーの損だと思っている方もいるかも知れませんが事実は違います。

また、修理代がかかると思っている方もいますがこれも違います。今回はリコールとリコールでディーラーが儲かっている仕組みについて紹介していきます。

リコールとは

自動車ディーラーはリコールでも儲けている!?

前提として同じブランドの看板があっても、メーカーとディーラーは一部を除き別会社です。
メーカーとは自動車を開発、製造しているところで、ディーラーとは契約を結んで自動車を販売、修理しているところです。

そしてリコールとは自動車に欠陥が見つかった場合に、メーカーの判断で修理あるいは交換などの処置をすることを言います。

よってメーカーのミスによりリコールが発生し、メーカーの判断でリコールを実施するので、費用の負担はメーカー側にあります。ですのでメーカーがお金お払ってディーラーが代わりに作業します。よってディーラーはユーザーではなくメーカーからお金を儲けているのです。

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他にもディーラーにメリットが

自動車ディーラーはリコールでも儲けている!?

リコールはメーカー全額負担なので、交換部品にお金がかかりません。ただ部品に利益をのせることは禁止されているのですが工賃も請求できるため、工賃がまるまる利益になります。そして内容が決まっているため作業も効率的に行うことができ、作業にかかる時間も把握しやすいです。

そしてリコール作業と共に、別箇所の点検を行い追加修理の提案や、ついでという形で車検や交換部品の販売促進につながります。つまりユーザーをディーラーに向かわせる口実にもなります。

さらに他にもメリットがあります。                              リコールは中古車にも該当します。よって中古車を購入しリコールが発覚した後ディーラーに持ち込むことになりますが、このメーカーがこの場所にあるという宣伝にもなります。今すぐでなくても将来的に中古車から新車に乗り換えを検討した場合、場所を把握できていれば向かいやすいですし一度入ったことがあるディーラーなら雰囲気もわかっていて安心できます。

このようにリコールにはディーラーのメリットがたくさんあります。

ユーザーのメリットは?

自動車ディーラーはリコールでも儲けている!?

結論から言うとディーラーほど、ユーザーのメリットはありません。無償で安全なものに取り替えてくれることぐらいでしょうか。

先述のとおりディーラーの雰囲気などを知る機会にはよいかも知れませんが、ディーラーに向かうガソリン代や作業している時間に車を使えない、などデメリットも多少あります。ただリコールが発生する理由の多くは安全性の問題である場合が多いので、できるだけ早くリコールに向かった方が良いでしょう。

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