エリザベス女王はランドローバーのファンだった

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先月亡くなった、故・エリザベス 女王をはじめとする王室メンバーは、ランドローバーを愛用している事で知られている。ランドローバーに対する王室の愛情は、多くの場面で見られ、エリザベス女王は、国内外の冠婚葬祭で数え切れないほどランドローバーを使用してきた。

ランドローバーの歴史

ランドローバーによると、1948年のアムステルダム モーターショーで最初のモデル、「ランドローバー・シリーズI」を発表。ブランドはここから始まり、それ以来、ドライバーのために豪華な車を生産してきた。

1978年、ランドローバーの親会社、ブリティッシュ レイランド (BL) モーター コーポレーションは、BLが不振だったためランドローバーを子会社として再組織した。その後は3回親会社が変わり、2000 年にフォードがランドローバーを買収し、その8年後の2008年、インドのタタ・モーターズによって買収された。今日まで、タタ・モーターズは「ジャガー ランドローバー」の名前でブランドを所有しており、2019年まで、タタはフォードのエンジンを使用してランドローバーを製造していた。

ランドローバーとロイヤルファミリー

ランドローバーと王室の関係は数十年に及ぶ。その歴史は、同社がエリザベス女王の父、ジョージ6世国王に生産100台目のランドローバーを贈った1948年にまでさかのぼる。国王は1951年にランドローバーを王室御用達に選び、王室がいかにブランドを大切にしているかを示した。

女王の車への情熱は、彼女が運転免許を取得した補助地方義勇軍 (ATS) に参加したときに始まった。長年にわたり、エリザベス女王は、シリーズ ランドローバーなどの昔ながらのモデルから最新のディフェンダーまで、約30台のランドローバーを所有してきた。

女王が最も気に入ったランドローバーは、彼女のために特別に設計された 2002年のディフェンダー。同社は2016年にこのモデルの生産を中止し、同じ名前でより高性能なモデルを発売した。また、2016 年には、エリザベス女王とフィリップ殿下が、彼女の誕生日にオーダーメイドのオープントップ レンジローバーでウィンザーを旅行する姿が見られた。

フィリップ王子もランドローバーのブランドが好きだった。彼の人生において、彼は 2019 年まで多くのレンジローバーとディフェンダーを運転してきたが、フリーランダーを運転していて事故に遭い、運転をやめた。

ランドローバー ブランドに対する王室のもう1つの愛を証明は、フィリップ王子の埋葬の際のこと。伝統的に、王室は葬式で砲車を使用しているが、フィリップ王子の遺体は特別に改造されたランドローバー ディフェンダーで運ばれた。

最近ではケンブリッジ公爵夫妻が、アイルランドの第1大隊アイリッシュ ガーズが主催するセントパトリックスデー・パレードに出席する際に、2022モデルのランド​​ローバーに乗り、一般公開される前にこの最新モデルを手に入れたという。

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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