【奇妙な車ファイル】あなたが知らないであろうフェラーリ・コンチソ

【奇妙な車ファイル】あなたが知らないであろうフェラーリ・コンチソ コラム
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1993年のフェラーリ・コンチソは、フェラーリファンの間でも知られていない1台限りのモデルです。

フェラーリ・コンチソとは

【奇妙な車ファイル】あなたが知らないであろうフェラーリ・コンチソ

フェラーリ・コンチソは1993年のフランクフルト・モーターショーに出展された、イタリアを拠点とするドイツのデザインショップ 「Michalak(ミハラク)」によるワンオフモデルです。ベースとなるのはフェラーリ 328GTS。

Michalakは何かユニークなものを作ろうと考え、すべてのボディパネルを取り外し、無駄を省いて必要なもの全てをアルミに置き換えました。その結果、コンチソは前後のオーバーハングが非常に短く、ドアがなく、小さなフロントガラスしかありません。ドアが無いので車をまたいで乗り込まなければならず、ロールバーも無いので横転した際には…

利便性と安全性のトレードオフは軽量なボディです。とことん無駄を省いた結果、重量はベースのフェラーリ328GTSと比べて30%軽量化に成功し、車両重量は889kgです。

関連:エンツォ・フェラーリはどのようにフェラーリを作り上げたのか

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フェラーリ・コンチソのスペック

【奇妙な車ファイル】あなたが知らないであろうフェラーリ・コンチソ

カモノハシのように見えるその正面の外観は、フェラーリで見られる最も美しいものでないことは事実ですが、心臓部にはちゃんと跳ね馬のマークがあります。エンジンはベースとなる328GTSの3.2リッター自然吸気V8エンジン。最大出力は270馬力で、5速MTトランスミッションが組み合わされます。0-100キロ加速は5秒以下で、最高速度は時速278kmです。

コンチソの旅

この車は、現在の所有者の手に渡る前に、北米のコレクターに売却され、1998年まで北米にいました。その後、ベルギーのコレクターが購入し、2018年にオークションにかけるまで自宅のリビングルームに飾っていました。2018年のモナコ・サザビーズのオークションで、この車を約1300万円で落札したのはヴァロブラ・ジュエリーの社長。落札後、「世界一の車コレクター」ことジェイ・レノ氏の番組に登場しました。

ジェイ・レノ氏いわく、ミニマルで軽量なこの車の乗り味はまるでゴーカートのようで、高いレベルのコントロール性とハンドリング性を備えているとの事です。ちなみに「conciso」はイタリア語で「簡潔」という意味です。

画像出典:RMサザビーズ

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この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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