車のくすんだテールライトは、見た目だけでなく安全性にも問題を抱えています。くすんだテールライトは光が透過しにくくなり、他の運転者に車の存在やブレーキランプの点灯を正確に伝えにくくなります。しかし、高価な部品交換をしなくても、手ごろな価格でテールライトを蘇らせる方法があるのです。
今回は筆者が先日購入した1972年式トヨタ・初代セリカ(ダルマセリカ)の白っちゃけたテールライトを、750円で販売されているとある商品を使って輝きを蘇らせていきます。
黄ばみ・くすみの原因と解決方法

ヘッドライトの黄ばみ・くすみは、透明樹脂表面の一部が太陽熱や紫外線によって劣化・変色することによって起こります。この劣化が進行すると、ヘッドライトの透明性が低下し、夜間の視認性や安全性に影響を及ぼします。黄ばみ・くすみを解決するには、次の2つの重要なステップが必要です。
ステップ1: 変色した配合物の除去
黄ばみ・くすみを解消する最初のステップは、劣化した物質を除去することです。これにはアルカリ性成分を配合した専用の下地クリーナーが役立ちます。このクリーナーを使用して、ヘッドライト表面の変色した部分を徹底的に洗浄しましょう。これにより、透明樹脂の表面がきれいになります。
ステップ2: 表面の凹凸をなくすコーティング
次に、クリーンな表面にコーティング剤を塗布します。このコーティング剤は、ヘッドライトの表面を保護し、透明性を回復させる役割を果たします。適切にコーティングを行えば、ヘッドライトが保護され、新品同様の輝きを保つことができます。
今回使用した商品

今回筆者が購入したのは「プロスタッフ 洗車用品 ヘッドライトコーティング剤 魁磨き塾 ヘッドライトガチコート」です。
この商品はヘッドライト・テールランプ等の黄ばみ・くすみを落として、表面をコートするヘッドライト用コーティングまでもが入ったセットです。このセットは、下地クリーナーとマイクロファイバークロスが組み合わさり、黄ばみやくすみを迅速に取り除き、驚くほどの透明感を復活させます。
さらに、ガラス系コーティングによって強固な被膜が形成され、表面にクリアで光沢のある輝きを与えます。この透明感は約12か月間持続し、汚れや紫外線による黄ばみやくすみの再発を長期間防ぎます。

手袋やコーティング剤などの必要なアイテムがセットに含まれており、これだけで新車時のヘッドライトの輝きを取り戻すことができます。
具体的な手順
以下はくすんだテールライトを蘇らせる手順です。
1.施行個所の砂や泥汚れを洗い流し、拭きとる。

2.セットに付属している手袋をはめ、下地クリーナーをよくふり、青色のマイクロファイバークロスに適量付け、縦横に軽く磨く。
3.下地クリーナーが乾く前にマイクロファイバークロスの綺麗な面で拭き上げる。

4.手袋を付けた状態でクロスにコーティング剤を付け、薄く塗り広げる。
約2時間の自然乾燥で表面を触れても問題なくなり、約1日で完全硬化します。
第4章: 結果


作業時間わずか10分でテールライトが明るく輝き、くすみが取り除かれました。この手順を定期的に行うことで、車の外観と安全性を維持し続けることができます。
高価なテールライトの交換をする前に、「プロスタッフ 洗車用品 ヘッドライトコーティング剤 魁磨き塾 ヘッドライトガチコート」を試してみてください。750円という手頃な価格で、くすんだテールライトを蘇らせることができます。
安全性を高めつつ、車の外観を向上させるこの方法をぜひお試し下さい!