5日目 稚内→宗谷岬→紋別→サロマ湖→網走
5日目は稚内→宗谷岬→紋別→サロマ湖→網走へと旅を進めます。日本最北端の地からオホーツクの海岸線をゆったり走るのが5日目のテーマ。


まずは朝ごはん。北市という市場でご飯をつまむのも良し。日本最北端の駅「稚内駅」でがっつりご飯を食べるのも良しだ。

稚内で愛車と港の風景の写真を撮れます。旅の思い出だ。稚内を堪能したら、30km(所要時間30分)離れた日本最北端の地、宗谷岬を目指す。

ここで行う全ての行為に「日本最北端で」という冠が与えられる。くしゃみをするにも、ご飯を食べるのも、トイレに行くのも全て「日本最北端」で行った行為になるのだ。宗谷岬を堪能したらこれからドンドン南下して、185km(所要時間3時間30分)離れた紋別を目指します。もし時間があるならクッチャロ湖によってみるのも良いだろう。

紋別で給油する。かなり長い間単調な道を走って疲れているはずなので、紋別の日帰り温泉を利用して疲れを癒そう。さて、ここからは64km(所要時間1時間30分)離れたサロマ湖展望台を目指す。もしもあなたが車高の低い車で行くなら要注意。展望台までの道のりは舗装されておらず、大き目の岩がゴロゴロ転がっている。私は壊れた愛車の車体下部に、思いっきり岩をストライクさせた。(無事だったが)

サロマ湖を楽しんだら本日のゴール網走を目指す。網走までは56km(所要時間1時間30分)ほどあるが最後まで気を緩めずに行きましょう。網走に着いたらチェックインを済ませ。夜ごはん。網走にはカニなどの海鮮料理のお店が多いので、行きたいお店をリサーチしてから行く事をすすめる。
網走のおすすめ宿
【~5000円】安く抑えたい方
・ドーミーイン網走

【5000~10000円】 ちょっと贅沢なステイを楽しみたい方
・湯本ホテル山水 美肌の湯

【10000円~15000円】ワンランク上のステイを楽しみたい方
・さんご草の郷 能取の荘 かがり屋

6日目 網走→天へと続く道→知床五胡→屈斜路湖→釧路湿原→釧路→帯広
6日目は網走→天へと続く道→知床五胡→屈斜路湖→釧路湿原→釧路→帯広の順で旅を進める。自然を巡る1日だ。

まずは網走にある網走監獄へ向かう。網走監獄は明治時代に実際に使われていた監獄で、現在はその当時の様子を伝える博物館になっている。入館料は大人1100円。ナビをセットする際、「網走」と打つと予測変換で「網走刑務所」と出てくるが、こちらは実際に今も使われている刑務所なので注意だ。

網走監獄を見たら52.3㎞(所要時間1時間)先にある、斜里町にある「天へと続く道」へと向かう。こちらはその名の通り、道が天へと続いてるかのように見えるスポットだ。

天へと続く道で写真を撮ったら、次は知床五湖へ向かう。

知床五湖は知床八景の1つで、湖を眺める展望台や遊歩道がある。クマが出没する可能性があるので、要注意だ。

売店で鹿肉バーガーを味わえます。結構おいしい。

知床五湖で自然を楽しんだら100km(所要時間2時間)先の屈斜路湖へ向かう。屈斜路湖は社会の授業で習ったこともあるかも知れないが、日本最大のカルデラ湖だ。砂湯という砂浜を掘ると温泉が出てくる珍しい場所。屈斜路湖を楽しんだら73km(所要時間1時間30分)先の釧路湿原を目指す。

釧路湿原はラムサール条約に登録されている湿地で、東京23区がすっぽり入るほどの敷地面積がある。この釧路湿原では自然の保護や再生が行われており、釧路湿原展望台からはその広大な湿地を一望できる。
釧路湿原を一望したら、15km(所要時間30分)先の釧路市街に入り温泉を目指す。もし体力に余裕があるなら、もう少し頑張って帯広の手前の十勝に行って温泉に入るのも良いだろう。温泉を楽しんだら122km(所要時間2時間)先の今日のゴール、帯広へ向かう。

帯広に着いたら十勝の美味しいお肉を楽しもう。(めっちゃ旨かった)
帯広のおすすめ宿
【~5000円】安く抑えたい方
・ドーミーイン帯広

【5000~10000円】 ちょっと贅沢なステイを楽しみたい方
・リッチモンドホテル帯広駅前

7日目 帯広→夕張→苫小牧
いよいよ北の大地とも今日でお別れ。7日目は帯広→夕張→苫小牧の順で旅を進める。もし時間に余裕があるのなら夕張ではなく襟裳岬を目指してから苫小牧に行くのも良いだろう。(ちょっと時間はぎりぎりだが)朝食を済ませたらメロンの街へ向かう。帯広から夕張までは140km(所要時間2時間)。

「夕張めろんのテラス」では2Fでメロンのバイキングを楽しめる。1Fは売店になっているのでこちらでお土産を買うのをおすすめする。私は夕張メロンを一玉お土産で購入した。苫小牧でもお土産を買えるのでご安心を。
夕張メロンを楽しんだら、いよいよ苫小牧へ帰る。(65km・所要時間1時間)
苫小牧に帰ってきたらお土産購入タイム。苫小牧の「海の駅ぷらっと」やフェリーターミナルにてお土産が買える。

お土産を購入したら18:45出航のフェリーに乗船。

フェリーに乗船したら甲板に上がり1杯。その後は船のレストランで夕食を。
8日目 苫小牧→大洗

起きたら気温次第だが甲板の上に立ってみるのがおすすめだ。寝起きに強烈な海風を浴びるのは人生で数少ないチャンスだからだ。髪が海風でガジガジになったら艦内のお風呂に入ってもう1リフレッシュ。あとは大洗に着くのを待つのみ。折角だし、もう1度フェリー内を探索。(といってもそんなに広くはないが)

14:00頃に大洗に着いたら後は家に帰るだけだ。まだ名残惜しいという方は大洗をまた観光するのもおすすめだ。大洗のアウトレットではお土産も購入できるので、北海道のお土産に加えて買うのも良いだろう。
最後に

北海道を1周するという事はまさに「冒険」だ。豊かな大地を五感で感じ取れる楽しさは、人生のうちでそう多くは訪れないだろう。この冒険はきっと貴方の人生の良いスパイスとなるはずだ。またもう一度旅をしたいと思わせてくれるはずだ。この記事を読んで貴方が「北の大地と対話」したくなったのなら幸いだ。
旅に出る前・最中にあると便利です