エンジンオイルは、エンジンにとってなくてはならない存在です。それはエンジンがついていればどんなクルマでも同じです。よってエンジンオイルの量を定期的にチェックすることは非常に重要です。オイルはクルマの血管を巡り、エンジン内の主要な器官をすべて潤滑にするという重要な機能を担っています。車をできるだけ効率的かつ効果的に走らせるための十分な量を確保するために、およそ月に一度オイルをチェックする必要があります。教習所でならったオイルの量の見方は覚えていますか?忘れていた方も覚えていた方も復習しておきましょう。
ポイント1

坂道で測定すると誤った数値が出るので、平坦な場所に車を停めるようにしましょう。平坦な場所なおかつ安全な場所に駐車し、車のボンネットを開けてください。ボンネット開閉レバーは運転席または助手席の足元にあります。
ポイント2

エンジンには、通常オイルタンクの横のわかりやすい場所にディップスティックがあります。ディップスティックとはオイル量を測るゲージのことです。このオイルゲージには赤や黄色のハンドルが付いていることがあり、エンジンの他の部品よりも目立つようになっています。
ポイント3
ディップスティックをホルダーから取り外したら、ティッシュでディップスティックを拭きます。スティックに付着したエンジンオイルを取り除く作業です。ここで綺麗にしておかないと正確なオイル量が測れませんので注意しましょう。
ポイント4

ディップスティックをホルダーに最後まで戻します。そしてタンクの底に触れるようにします。そして引き抜きオイル量を確認します。オイルがLの部分にある場合は、新しいエンジンオイルを追加する必要があります。もしオイルが真ん中より上にある場合は、エンジンオイルは満タンで補充する必要はありません。
逆に、Hより多い場合はオイル量が多すぎる常態です。オイルを抜く作業が必要な場合があります。
注意点

ディップスティックが刺さっていたホルダーからオイルを入れることはしないでください。オイル補充はエンジンの上についている蓋を開けて補充しましょう。
点検が終わった後はしっかりとディップスティックをホルダーに戻しましょう。もし隙間が空いていると、エンジンをかけた時にそこからオイルが吹き出してくる可能性があります。
ボンネットを閉める際は押し込むように閉めるのはやめましょう。ある程度の高さから落とすように閉めてください。押し込んでしまうとボンネットが凹んでしまう恐れがあります。