梅雨になり路面がよく濡れている季節となりました。このときの道路には様々な危険が潜んでいます。その中の一つがハイドロプレーニング現象です。この現象は危険な運転状況を作り出す可能性があります。ハイドロプレーニング現象とは?そしてハイドロプレーニング現象を防ぐにはどうすればよいのでしょうか。
ハイドロプレーニング現象とは?
通常の走行では、タイヤの溝が路面に接触しています。よって車は加速したり減速したりすることができます。しかし、雨が降り始めると小さな水たまりでもそれが崩れ、タイヤが路面に接触しなくなります。舗装された道路を走るのではなく、雨によって緩んだ油分と水分が混じった膜の上を走ることになるのです。
これは、大きな水たまりの時だけではありません。ハイドロプレーニング現象は、大きな水たまりだけでなく、少量の水でも横滑りすることがあります。よって、未然に防ぐことが重要なのです。ではどのように防げばよいのでしょうか。
スピードを落とす
雨が降り始めたら、スピードを落とすことが肝心です。速度が早いほどハイドロプレーニング現象が発生しやすくなります。特に高速道路を走っている場合、最低速度以下に落とすことはできないかもしれません。ですがハイドロプレーニング現象にとって、法律など関係ありません。
車間距離をとる
煽り運転が目立つ世の中になりました。晴れている日も危ないですが、雨が降っているときはさらに危険です。前の車とは3~4秒以上の間隔を空けることをおすすめします。
強い雨が降り始めたら、さらに後ろに下がる必要があります。そうすることで、自分のクルマが横滑りしたり、前のクルマが横滑りし始めたりしたときに、対処する時間と余裕を確保することができます。
前の車に続く
前の車が水の中を通るとき、雨と油の混合物がかき混ぜられますが、その一部がはじへ移動します。もしあなたが後続車に続いているのであれば、水が再び押し寄せるまでの短い間、より水分が少ない道路を走ることができます。車間距離を空けることも必要ですが、離れすぎにも注意が必要です。
タイヤの溝を確認する
タイヤ溝はハイドロプレーニングを防ぐために最も重要なものの一つです。トレッドが十分なタイヤは、雪やみぞれ、雨などのコンディションで路面とのトラクションが高くなります。タイヤの溝が十分でない場合、ハイドロプレーニング現象が発生する可能性が非常に高くなります。
そしてタイヤの空気圧をチェックする必要があります。空気圧が低い、または高いタイヤは避けたいものです。
もし滑ってしまったら・・・
ハイドロプレーニング現象を防ぐための対策を万全にしても、ハイドロプレーニングが発生することがあります。そんなときは慌てず以下の手順を踏んでください。
1つ目は、アクセルを緩めることです。これはすぐにブレーキをかけるという意味ではありません。急ブレーキは横滑りの原因になるので、一番やってはいけないことです。アクセルから足を離し、2のステップに進みます。
2つ目は、ハンドルをぐるぐる回さないことです。パニックになりハンドルを勢いよく操作する方がいます。これもスピンの原因になります。
3つ目は、徐々にスピードを落とすことです。ブレーキを使う時ですが、優しく、ゆっくりと、そしてスムーズに使ってください。このステップは、車が路面とのトラクションを取り戻し、横滑りがなくなった後に行います。
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