テスラにはさまざまな技術が搭載されており、業界で最も革新的な企業として知られています。しかし、自動車系YouTuberであるB is for Buildは、軽量化のためにテスラからどれだけ多くの部品を取り外せるか、コンピュータが運転を許可しないかどうかを試すことにしました。
水害に遭った車で実験
実験台となるテスラは、彼が数か月前に送料込みで 34,000ドル(約464万円)で購入したモデル3 パフォーマンスです。
この車は水害に遭った車なので、何か面白いことができないかと考えていましたた。スピードが出るのが好きな彼は、少しでも速く走らせるために、エアコンなどクルマに必要な機能はそのままに、車重をどれだけ減らせるか試してみることにしました。
限界を探る

最初に取り外したのはモデル3のフロントトランクで、蓋だけでなく、荷室全体も摘出できました。これは問題なく取り外すことができ、蓋がないにもかかわらず、ラッチが閉まったと誤認させることができました。
同様に、リアトランクも取り外しましたが、バックアップカメラや電動アクセルストラットなどの電子機器が追加されているため、少し難易度が高いことが分かりました。両方のトランクを取り外した後、念のため試乗してみましたが、確かに運転は可能で、フルパワーでの走行も可能でした。
次の作業はドアです。リヤドアは問題なく外せましたが、これがファルコンウィングを持つモデルXだったら、もっと大変だったことでしょう。リアドアなしでも走行できることを確認した後、フロントドアに移りましたが、これも同様に問題なく取り外せました。ドアもトランクもない状態で最後の試乗をしたところ、やはり運転が制限されることはありませんでした。
洪水で動かなくなったシートも取り外す予定でしたが、力を入れなければほとんど外せないことがわかったので、後日対応する予定だといいます。ドア、トランク、フランクだけでも約500〜700ポンド(227〜318kg)の軽量化に成功したと思われ、このプロジェクトの今後の展開が気になるところです。