【車屋が教える】失敗しない車の買取価格を上げる方法

知識
この記事は約3分で読めます。
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。
※当ブログでは商品・サービスのリンク先にプロモーションを含みます。

「車を高く買い取ってほしい」というのは誰でも同じだと思いますが、その方法やテクニックをご存じの方は意外と少なく感じます。そこでこの記事では現役の高級車専門店の営業マンの私が、失敗しない買取価格を上げる方法を伝授します!

見ている数字は同じ

まずは車の買取のメカニズムを理解しましょう。車の価値は主に業者オークションでの相場を元に決まります。車屋は当然買い取った車で損をしたくはないので、必然的に救いの場である業者オークションで損をしないように買取価格を決めます。基本的にどの車屋もこのオークション会場の相場を見ているので、基本的に買取価格は似たようなも価格になります。

店にお客がいるか

続いて買取価格を上げるポイントの1つに、その店のお客さんがあなたの車を欲しがっているかがあります。もしお客さんが欲しがっている車とマッチするのなら、店側としてはすぐに売れる可能性が高く、高く買い取るリスクが減るので高く買い取ってもらえます。店ごとに扱っている車が違うので、売りたい車を得意としているお店を選ぶと買取価格が上がる可能性が高まります。

最低3社は査定を出す

査定を出す際、「他社で査定は出されましたか?」と聞かれることはないですか?車屋は車を買い取ることで利益が出るので、基本的には車を買い取りたいのです。なのでライバルがいるなら少し高い額を出してでも買い取ろうとします。なので最低3社は見積もりを出しましょう。A社で査定を出したら、B社ではA社より高い見積もりを、C社ではB社よりも高い見積もりを出せればベストです。

お店の在庫が少ないと買取価格が上がる

在庫車が少ないと車屋はオークション会場から車を探すか、買取キャンペーンを行って少し高い金額を出してでも車を買い取り、在庫車を増やそうとします。このキャンペーン期間を上手く利用できれば車の買取価格を通常より上げることができます。ただし季節ごとにキャンペーンの名称を変え、常に買取キャンペーンを行っている会社もあるので要注意です。この場合在庫車が無いのではなく、できる限り多くの在庫車を増やそうと通常時と買取価格は変わらないのに、キャンペーンを開いてるかのように見せている場合もあるからです。

逆営業

よく「今日買ってくれるなら○○円安くしますよ」という営業を受けたことはないですか?この手法も車を売る際に使える場合もあります。例えば一番高く買い取ってくれそうな店が300万円の見積もりを出してきたら、「310万円で買い取ってくれるなら車を今日ここに置いて帰ります」と逆に営業を仕掛ける作戦です。もしあなたの車が魅力的な車だったら車屋もオークションでチャラにできる位の高い金額で買い取ってくれる可能性があります。

スペアパーツはあってもなくても変わらない?

査定に出した際「スペアパーツ(ノーマルパーツ)はありますか?」と聞かれることがあると思います。これは当然スペアパーツやノーマルパーツがあった方が車屋は売りやすいので聞いているのです。お店によって異なるとは思いますが、別にスペアパーツがあるからと言って査定額が上がるわけでもない場合があります。なのでスペアパーツがあるのであれば他所で売ってしまった方がお得な場合もあるのです。

小規模店の方が買取価格が高い?

大規模の車屋だと買取のガイドラインがあり、ある一定の価格以上では買い取れない場合があります。しかし小規模店だと社長や担当者の一声で買取価格をオークションでチャラなレベルまで上げることができる場合があります。しかし大規模店だと先述した様にお客さんがいる場合もあるので、必ずしも小規模店の方が高い金額とは限りません。なので最低は3社に査定を出すようにしましょう。

買取相場はネットからも簡単に出してもらえます。

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

CAR TRENDをフォローする
知識
スポンサーリンク
シェアする
CAR TRENDをフォローする
タイトルとURLをコピーしました