ケーニグセグの創業者が1992年マツダ・ロードスターを愛する理由

ケーニグセグの創業者が1992年マツダ・ロードスターを愛する理由 コラム
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ケーニグセグの創業者のクリスチャン・フォン・ケーニグセグは、世界的なスーパーカーを作るという一つの目標を持って起業し、その目標を達成しました。

さて、そんな彼が最も大切にしている車は何でしょうか?やっぱりケーニグセグでしょうか?ジェスコ?それともCCX?どれもゴージャスな車ばかりですが、彼が惚れ込んだのは1992年のマツダ・ロードスターです。

ロードスターは彼のお気に入り

ケーニグセグの創業者が1992年マツダ・ロードスターを愛する理由

クリスチャンがロードスターを初めて味わったのは、19歳になったばかりだった頃。小型でパワー不足のこの車両は、どこに行っても、自動車愛好家にとって完璧なスターターカーとなります。ロードスターは、世界中のほとんどの車オタクにとって普遍的な通過儀礼のようです。

小さなボディ、そして愛らしいルックスのこの車は、世界中の多くの人々の心を捉えてきました。雪をかぶったロッキー山脈、オーストラリアの砂丘、ケーニグセグの故郷であるスウェーデンなど、ロードスターはあらゆる場所で活躍します。

ケーニグセグは『Top Gear』の特集に出演し、今日の自動車業界における最高の頭脳を持つ4人が登場しました。ケーニグセグのCEO兼創業者であるクリスチャン・フォン・ケーニグセグ、そしてリマック、マレー、ヘネシー・モーターズのトップが登場しました。

番組では、ゲストはファン向けの質問に答え、クリスチャンは 「地球上に燃料の最後のタンク1つ。どの車に入れますか?」と質問されました。これに対しケーニグセグは「19歳の時に買ったマツダ・ロードスターです」と答えました。「主に夏場に乗っていますが、それでも多かれ少なかれ毎週乗っています。その車に燃料を入れるでしょう。」

なぜロードスターを所有しているのか?

ケーニグセグの創業者が1992年マツダ・ロードスターを愛する理由

ロードスターを運転するのに、ケーニグセグ氏のような世界最大かつ最高のハイパーカー企業のトップである必要はありません。実際彼の会社の車は何億円としますが、中古のロードスターは選ばなければ50万円ほどで手に入れることができます。

ケーニグセグ氏がなぜロードスターを所有しているのか、その理由は明白です。パワーは不足していますが、その軽量フレームにより、ドライバーはまるでおもちゃのように、思い思いに走り回ることができます。峠道を走ると、100倍の値段の車に乗っているような気分になります。

まさかの再開

ケーニグセグの創業者が1992年マツダ・ロードスターを愛する理由

ケーニグセグ氏は生涯このクルマを所有し続けたわけではありません。彼は若い頃にそれを売却し、それ以来、車は何度も所有者を変え、最終的にクリスチャン・フォン・ケーニグセグに戻ってきました。

ケーニグセグの社員がスウェーデンのカーショーで偶然見つけ、「これがすべての始まりの車かもしれない」とクリスチャンに知らせたのが、彼が所有する黒のロードスターです。

「少し高い買い物をしてしまいましたが、今は暖かい夏の日に楽しむことができます!コンディションは最高だし、実際、思い出したように運転が楽しめるんだ!」とフォン・ケーニグセグは語っています。

また、ケーニグセグ氏はRoad & Trackのインタビューのインタビューで、「ケーニグセグの車にも言えることですが、私たちはパワーを追求することを第一に考えているわけではありません。私たちは、運転することが楽しく、エキサイティングであることをより優先しています」と語っています。

ロードスターとの出会いや経験が、ケーニグセグの車に活かされているのですね。

画像出典:CarHouze,Koenigsegg,Top Gear

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この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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