ランボルギーニのガソリン最終モデルが完売、その理由はこちら

ランボルギーニのガソリン最終モデルが完売、その理由はこちら コラム
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ランボルギーニのショールームに行って、純ガソリン車を購入できる時代は終わりました。

ランボルギーニのシュテファン・ヴィンケルマン最高経営責任者は、ドイツ紙ヴェルトとのインタビューで、現時点ではランボルギーニに対する圧倒的な需要があると述べました。スーパーカーのウラカンとSUVモデルのウルスの注文帳は、2024年の生産終了まで完全に埋まっています。

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これは間接的に、テクニカやステラートを含むウラカンのバリエーションに搭載されている自然吸気 5.2 リッター V10 エンジンが販売されなくなったことを意味します。これは、ランボルギーニ最大の販売促進力であるウルスにも同様の話です。そのパワー満載の4.0 リッターV8 エンジンは販売されなくなります。

不明なのは、アヴェンタドールのときと同じように、ランボルギーニがウラカンの生産終了を記念して特別版モデルをリリースするかどうかです。

これに基づいて、ランボルギーニが好調であると結論付けるのは簡単であり、数字はそれを間違いなく裏付けています。財務報告書によると、ランボルギーニは2023年第1四半期に2,623台の車を納入しっました。SUVのウルスがその大部分を占め、1,599台の新規を獲得し、残りはウラカンとアヴェンタドールに分かれました。後者の生産は2022年に終了しましたが、すべての車が昨年に納入されたわけではありません。

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だからといって、ランボルギーニがウルスやウラカン、さらに言えばアヴェンタドールを諦めているわけではありません。まったく逆です。ランボルギーニが純内燃機関モデルの生産期間を延長しない理由は、ラインナップの完全なハイブリッド化を伴う次の段階に向けて準備を進めているためです。

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アヴェンタドールの後継には、今年3月にランボルギーニ初の市販ハイブリッドである、レヴエルトとが発表されました。また、ウラカンの後継モデルは現在開発中で、スパイショットや目撃情報がネット上を飛び交っています。

ウルスに関しては、ハイブリッドモデルが2024年に発売される予定であるとヴィンケルマン最高経営責任者は述べています。ただし、興味深いのは、ランボルギーニがバッテリー式電気自動車の開発にも取り組んでおり、ウルスは2029年までに完全電気自動車になる予定だということです。

ランボルギーニのこれまでの旅

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ランボルギーニは親会社が何度も変わるなど、本当に長い道のりを歩んできました。1998年にフォルクスワーゲン・グループが1億ドル強で買収するまで、一時はインドネシアとマレーシアの所有下にあったこともあります。以前のランボルギーニは、今ではほとんど考えられないほど、車両の需要が低かったために苦境に立たされました。

今日に遡ると、ランボルギーニの注文帳は満杯で、長期計画が実行されており、会社の将来は盤石であるように見えます。そうは言っても、ランボルギーニがハイブリッド路線を歩み、最終的には電気路線に進むという将来の方向性に疑問を抱く人もいるはずです。しかし、驚きをもたらすことができる企業が1つあるとすれば、それはランボルギーニです。

画像出典:ランボルギーニ,CarSpyMedia

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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