アメリカ・ユタ州に住む29歳の男が、一日中酒を飲んだ後、”その場の思いつき “でディーラーからフェラーリを盗み出すというとんでもない行動に出ました。酒に酔ったこの男は、その過程で他の車やディーラーの敷地に深刻な損害を与え、後に警察に逮捕されました。
意思でガラスを割って侵入
事件は日曜日の夜、ユタ州ソルトレイクシティのフェラーリディーラーで起こりました。容疑者は外壁のガラスを石で砕いて侵入。そしてお目当て車を見つけ、キーがセンターコンソールにあることに気づきました。
逮捕供述書によると、男はフェラーリを店の外に出そうとして、他の4台の車、室内ガラス、ドアにぶつかったとのことです。車両への損害は10万ドル(1400万円)に上ると見積もられていますが、当時敷地内に駐車されていたモデルによっては、修理代がさらに高額になっても不思議ではありません。
盗まれたのはSF90?
警察は男が運転していたフェラーリが、どのモデルなのかについては言及していませんが、約60万ドル(約8400万円)したと主張しました。この金額から推定されるモデルはSF90ストラダーレかスパイダーの2台です。
KSLによると、ユタ・ハイウェイ・パトロール隊は日曜日の夜、盗まれたフェラーリから立ち去ろうとしていた容疑者を逮捕したとのこと。
彼は現在、器物破損、窃盗、強盗の3件の罪に問われています。貴重なフェラーリが元の状態に戻ることを願っています。
酒気帯び運転(飲酒運転)の違反点数と処分
酒気帯び運転の違反点数
- 呼気1リットル中のアルコール量が0.15 mg未満:違反とならない
- 呼気1リットル中のアルコール量が0.15 mg以上0.25 mg未満:13点の違反となる
- 呼気1リットル中のアルコール量が0.25 mg以上:25点の違反となる
違反点数と処分
呼気1リットル中のアルコール量が0.15 mg以上0.25 mg未満の場合
- 違反点数:13点
- 処分:免許の停止(前歴なし)もしくは取り消し(前歴あり)、詳細な処分は累積点数や他の違反内容により変わる可能性があります。
呼気1リットル中のアルコール量が0.25 mg以上の場合
- 違反点数:25点
- 処分:免許の取消し(欠格期間2年)
刑事処分
酒気帯び運転による刑事処分は呼気1リットル中のアルコール量が0.15 mg以上であれば、懲役刑(最大5年以下)または罰金(最大100万円以下)が科せられます。
酒酔い運転について
酒酔い運転は、アルコールの量にかかわらず、酒に酔って正常な運転ができない状態で運転をする行為を指します。酒気帯び運転とは異なり、呼気中のアルコール量に関係なく、運転能力の低下が問題となります。