マクマートリー スピアリングは、今年のグッドウッド フェスティバル オブ スピードで、39.08秒のタイムを記録。ヒルクライムコースで史上最速の車として注目を浴びました。それ以来、元F1ドライバーのマックス チルトンを含むチームは、製品版の開発を続けてきました。日本でも「真実の杖」でおなじみのCarWowはプロトタイプを運転する機会を得ました。
マクマートリーとは?
マクマートリー・オートモーティブは、2016年に設立された電気自動車の会社。究極の電動スーパースポーツ「スピアリング」を開発しています。
スピアリングの特徴
スピアリングはファン駆動方式のグランドエフェクトシステムを搭載。コックピットの後ろには 2 つのファンが取り付けられており、最大 23,000rpmで下から空気を吸い出し、静止状態から 2 トン以上のダウンフォースを発生させます。シートはシングルシーターで、ル・マン スタイルのレギュレーションに基づいて設計されたコックピットが用意されており、衝突時に安全を確保できます。当然カップホルダーやナビ、小物入れはありません。
スピアリングのスペック
スピアリングの重量はわずか1,000kg。この超軽量なボディには60kWhのバッテリーパックが搭載されており、最高出力はなんと約1,000馬力。この巨大なパワーを後輪のみで受け止めています。パワーウェイトレシオは約「1」になります。最高速度は241km/h(リミッター作動)。驚くべきスピアリングの0-100とクオーターマイルの記録について見てみましょう。
スピアリングの走行動画
CarWowは 0-60mph (96km/h)で1.4 秒という驚異的なタイムを記録し、わずか 2.63 秒で100mph (161 km/h) に達します。 さらに1/4 マイル(約400メートル) を 7.97秒で走り抜けました。これはRimac の公式世界記録である 8.532 秒をほぼ 0.6 秒も上回る結果です。
画像出典:carwow
年末年始、スピード違反にはご注意を。