この奇妙な電気自動車の一部は段ボールでできている

oli コラム
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幼いころ、段ボールでクルマを作って遊んでいた人もいるだろう。この「Oli(オリ)」と名付けられた、シトロエンの新しい電気自動車コンセプトも、その一部が段ボールでできている。 

シトロエン オリは、考えられるほぼすべての方法で重量を削減し、可能な限り効率的かつ持続的に生産できるように設計されている。シトロエンの親会社である Stellantisのプレスリリースによると、オリは「あらゆる人のライフスタイルを向上させる、多機能で楽しい電動モビリティの進化の目的地を示している」とのこと。 

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電気自動車は通常、他の自動車に比べて非常に重い。しかし、ボディサイズ全長4200mm×全幅1900mm×全高1650mmながら、目標重量をわずか 1000kgに抑えるシトロエンは、コンセプトカーの構成材料から始めて、軽量化と持続可能性を極限まで追求している。 

極端な軽量化

まるでレゴブロックで作られたコンパクトトラックのように見えるオリのフロント ボンネット、ボディパネル、ルーフは再生段ボールで作られている。これらは安全な選択肢ではないと思うかもしれないが、Stellantisは「再生段ボールを使ったパネルは軽量かつ高剛性で、大人の体重に耐える強度があり、同等の鋼製ルーフ構造と比較して50%軽い」としている。また、オリには、3Dプリントで作成された多数のインテリア コンポーネントがすべて、可能な限り最小限に抑えられた方法で配置されている。 

シトロエンによると、効率を最大化するために「オリ」の最高速度は時速110 km弱に制限されている。重量が軽く、最高速度が比較的遅いため、Oli はフル充電で40km近くの航続距離を達成できるとのこと。シトロエンは、オリがあらゆる種類のデバイスの「ローリング パワー バンク」として機能することもできるので、キャンプやビーチ旅行に最適な車になることを望んでいる。プレスリリースには、「理論的には、3000w の電気機器に約 12 時間電力を供給できる」と記載されている。

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この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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