道路を走行中、大きな穴や段差を見かけたことはありませんか？その穴にうっかり落ちてしまった場合、嫌な音がしませんでしたか？その時、車の下回りに損傷がないか気になりますよね。ですが毎回毎回修理工場に持っていって検査をしていてはお金がかかりすぎます。今回は、嫌な音がしたけどどれぐらいで工場に持っていくべきなのか。こんな症状だけど何処が壊れれている可能性があるのか。その判断のヒントをいくつかご紹介します。
サスペンション
サスペンションの問題は、ポットホールの損傷から発生する可能性があります。穴を乗り越えることで発生する可能性のある問題は、ボールジョイントの破損、ミスアライメント、ショックやストラットの損傷です。また、ハンドリングが緩くなったり、ステアリングが引っ張られたり、タイヤが偏摩耗したりすることもあります。
よってサスペンション関係が損傷していた場合は、ドライバーが運転していて違和感にいち早く気づくと思います。いつもと同じ道なのになぜかハンドルが取られる。まっすぐ走らない。など通常とは違う現象が起こりやすいです。この違和感を感じたらすぐ修理工場に持っていきましょう。
ホイール
ホイールリムが道路に接触するような大きな穴やポットホールの上をたまたま走った場合、損傷につながる可能性があります。ホイールのリムが曲がっていると、それが合金ホイールであれスチールホイールであれパンクにつながる可能性があります。リムが曲がっていたり、割れている場合に他の穴を通過すると、足回り全体が故障する原因になります。穴を乗り越えた後、走行中に変はおとがする。乗り心地が変わった。などの症状がある場合は、必ずホイールリムの目視点検を行うようにしてください。
タイヤ
タイヤは車の中で唯一道路と接触するように設計されている部品です。そのため、穴や溝によってタイヤが大きなダメージを受けることは言うまでもありません。穴がない場合でも、定期的にホイールの損傷をチェックし、サイドウォールの膨らみ、トレッドの剥離、パンクを確認しましょう。タイヤの空気圧が適切であれば、この問題たちを防ぐことができます。
排気ガス
車の排気は足回りに固定されているため、衝撃を受けやすいのです。特にローダウン車は、ポットホールがクルマにダメージを与えます。ポットホールでダメージを受けると、パワーが落ちたり、有害なガスが出たりして、自分自身や近くの歩行者にとって危険な状態になる可能性があります。
車のエンジンがかかっている時に臭いがガス臭い。マフラーの音が大きくなった。などの症状がある場合は排気漏れが発生している可能性があります。この状態は車検にも通りませんので修理が必要です。
