【何キロ?】交通死亡事故と運転速度の関係

【何キロ?】交通死亡事故と運転速度の関係コラム

運転速度が速ければ速いほど、ドライバー自身、別のドライバー、同乗者、歩行者のいずれであっても、自動車事故で死亡する可能性が高くなります。自動車の死亡事故と速度の関係について見ていきましょう。

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交通死亡事故と運転速度の関係

【何キロ?】交通死亡事故と運転速度の関係

オーストラリアでは、ニューサウスウェールズ州 (NSW) の交通安全センターが、運転速度とそれが交通事故死とどのように関係しているかについて調査を実施しました。この調査によって「速度違反は、ニューサウスウェールズ州の道路での死傷の最大の原因である」ことがわかりました。飲酒運転、シートベルトを着用していないこと、および疲労もNSW州の道路での自動車事故による死亡の原因となっていますが、スピード違反が最も重要な要因です。

ニューサウスウェールズ州交通安全センターは、さまざまな速度での自動車事故で生き残る可能性、または死亡する可能性を示すデータも発表しました。

交通事故で歩行者が死亡する確率は次のとおりです。

  • 時速30キロで10%
  • 時速40キロで40%
  • 時速50キロで90%

側面衝突事故で運転手または同乗者が死亡する確率は次のとおりです。

  • 50キロで10%
  • 時速60キロで40%
  • 時速70キロで80%

正面衝突で運転手または同乗者が死亡する確率は次のとおりです。

  • 時速60キロで5%
  • 時速70キロで10%
  • 時速90キロで20%
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ドライバーはなぜスピードを出すのか?

自動車事故で死亡するリスクが増加しているにもかかわらず、多くの人がスピードを出しすぎています。ドライバーがスピードを出す理由はいくつかあります。

  • 遅刻などで焦っているドライバーは、より早く目的地に着こうと急ぐ
  • 制限速度の不注意または細心の注意を払っていない
  • 交通の流れに従い、他のドライバーと同じ速度で運転する
  • 前の車が遅かったり、機嫌が悪くイライラしている
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スピード違反が交通事故で死亡する可能性を高めるのはなぜか?

【何キロ?】交通死亡事故と運転速度の関係

スピード違反は危険であり、自動車事故で死亡する可能性が高くなります。いくつかの理由を上げると下記などがあります。

  • 減速して停止するまでの距離が長くなる
  • 車のコントロールを失う可能性が高くなる
  • 横転事故の可能性が高まる
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スピード違反を止めて交通死亡事故を防ぐ方法

時計 車

スピード違反の危険性は明らかですが、それでも多くの人がスピード違反をしています。スピード違反の習慣をやめ、自分や他の人が自動車事故で死ぬのを防ぎたい場合は、ゆとりをもって行動するなど、いくつかの対策を講じてください。

また、運転の際は、冷静な心構えと忍耐力を持つようにすることをお勧めします。煽り運転など他人の危険で攻撃的な運転に遭遇したとき、怒りに駆られないようにすることがベストです。また、制限速度に注意を払うためにも、運転する前に十分な休息をとることをお勧めします。

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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