【ドスコイ】スクールバスの運転手が親と殴り合い、子供を乗せて逃走

【ドスコイ】スクールバスの運転手が親と殴り合い、子供を乗せて逃走 コラム
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パンデミックや学校での銃乱射事件の余波を受け、アメリカでは学校での緊張感が高まっています。さらに問題を悪化させているのが、スクールバスの運転手不足で、遅れが生じ、場合によっては紛争に発展しています。今年初めには、ジョージア州で、スクールバスの運転手が親と殴り合いの喧嘩をし、子供を乗せたまま走り去るという奇妙な事件がありました。

運転手は代理だった

【ドスコイ】スクールバスの運転手が親と殴り合い、子供を乗せて逃走

ジョージア州ダラスにあるポーリング郡学区の代理スクールバス運転手の奇妙な事件が、Twitter、YouTube、TikTokで話題になっています。ポーリング郡は、ジョージア州アトランタの都市圏に属しています。

その日、正規の運転手が病欠したため、代理の運転手がハンドルを握ることになりました。しかし、その代理の運転手は、子どもたちの通学路や降車場所に不慣れでした。そのため、交通量の多い交差点で停車し、オールグッド小学校の生徒たちを危険にさらしてしまいました。

WSB-TVのインタビューによると、ダラス市警のビル・ゴーマン副署長は、警官が到着したとき、スクールバスの後ろで渋滞が発生しているのを見つけたと語っています。また、保護者のグループが目に見えて動揺していたとのことです。

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窓から子供が飛び出し、運転手と保護者がビンタをする

【ドスコイ】スクールバスの運転手が親と殴り合い、子供を乗せて逃走

代理運転手が通常の降車ポイントを間違え、危険な交差点で子供たちを降ろしたことに加え、もう一つの問題は、彼女が何人かの子供たちをスクールバスから降ろそうとしなかったことです。彼女は、「 リュックに適切な識別タグが付いていない 」という理由で、子供たちを降車させなかったのです。

その結果、大混乱に陥りました。子どもたちは悲鳴を上げ、何人かは窓から飛び降り、両親はバスの運転手に怒鳴りつけました。そして、物事はヒートアップしました。

WSB-TVは、両親の一人であるサマンサ・リー氏に話を聞きました。リー氏によると、代行運転手は子どもたちをバスから降ろすことを拒否し、その後、3人の親が子どもを迎えに中に入ったといいます。

彼女は、運転手が最初に殴り、親を平手打ちしたと主張しています。「彼女は左手で親の首筋を殴った」とリー氏は語っています。そして、親は平手で殴り返したのです。リーは続けて、「その瞬間は、”叩け、叩け “という感じだったと思います」と続けました。

スクールバスの運転手が子供たちを乗せて走り出す

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ビンタ合戦の後、運転手は自分の席に落ち着き、ドアを閉めました。そして、スクールバスと多くの子供たちを乗せたまま走り去ったとのこと。

リー氏は「彼女はドアを閉め、『よし、お前たちをなだめることはできないから、今すぐ子供たちを連れていくぞ』という感じでした。そして、彼女はにやにやした顔で、私たちの子供を連れて車で去っていきました。」

さらに、「娘が窓からぶら下がって、大声で叫んでいる姿が何度も蘇ってきて、それを防ぐために何もできなかったんですからね。この出来事は、私にとってとても感情的なものでした。」と続けています。

両親は警察に連絡しました。到着した警察官は、子どもたちがスクールバスから降りるのを手伝い、安全に両親のもとに戻しました。

アトランタ・ニュース・ファーストによると、警察は調査の結果、運転手と喧嘩に巻き込まれた親を起訴しました。また、ポーリング郡学校区は、「多数の安全および運営プロトコル 」に違反したとして、運転手を解雇したとのことです。

画像出典:Zac Summers Atlanta News First

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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