バンライフの意味するところは、人によってさまざまです。しかし、自宅から離れた小さな家、つまりこの場合はオフィスに興味があるなら、このメルセデス・ベンツ・スプリンターに憧れることでしょう。
パッと見ただけで、普通の運搬車とは違うことがわかります。名チューナーとして知られるクラッセンのシグネチャーが刻まれたこのスプリンターは、バリスティックプロテクションが施された、運転手付きのモバイルオフィスです。
バー&コーヒーメーカー付き

ドライバーと後方の座席を隔てるパーティションウォール。シートは4人掛けで、座り心地もよさそうです。高級レザーに包まれたシートは、電動調節機能、ヒーター&ベンチレーション機能を備えています。
バーがあるので、冷たい飲み物も飲めますし、コーヒーメーカーも内蔵されています。すべての窓にはブラインドが設置され、アンビエントモードでよりリラックスしたドライブを楽しむことができます。
改造にはおよそ2〜3ヶ月かかる

重要な書類には、折り畳み可能なシート間に設置されたテーブルでサインをすることができます。また、小型のタブレットを数台用意し、車内のさまざまな機能を操作することができます。
現代の建築物には大型スクリーンが必要ですが、クラッセンはパーティションウォールに大型テレビを組み込んで、この項目もチェックしています。
トイレも専用トイレとシンクを備えているので、車を停めてトイレに行く必要はありません。デッキには数多くの収納スペースがあり、シートはベッドにすることができます。
クラッセンのメルセデス・ベンツ スプリンターは、色合いの違う革を貼ったり、他のレイアウトも可能です。同社によると、改造にはおよそ2〜3ヶ月かかるそうです。
スプリンターとは

スプリンターは、メルセデス・ベンツが生産・販売する商用車です。現行のVS30は2018年に発表されたモデルで、2.0~3.0 リッターのディーゼルエンジンを搭載しています。
また、2020年5月からeSprinterという名前で電動ドライブを搭載したモデルが発売されています。
正規輸入されていませんが、日本でも輸入しキャンピングカー仕様などにカスタムするショップもあります。
画像出典:クラッセン