日本で唯一砂浜を走れる道、千里浜なぎさドライブウェイ。日本中の車好き達が愛車との一生の思い出を作るためにこの地を訪れる。そんななぎさドライブウェイを納車4日目、ADVAN NEOVAを履いた愛車GRスープラで走ってきた。
7/1更新
※Sタイヤと記載しておりましたがスポーツラジアルタイヤ・ADVAN NEOVAに修正いたしました※
何で「なぎさドライブウェイ」だけ走れるんだい?
なぎさドライブウェイは砂一粒一粒が海水を含んで適度に湿っており、引き締まり固まっているので四駆でなくても砂浜を走ることができる。閉鎖されてなければ24時間自由に走行可能で、自動車のみならず自転車やバイクでの走行もできるのだ。
波打ち際走ったら車に悪いんじゃないの?
海水や潮風に含まれる高濃度塩分は、車のボディや下回りなどの金属素材のパーツに錆が発生させる原因となる。なので当然なぎさドライブウェイを車で走るのは決して車に良いとは言えない。
しかしご安心を。なぎさドライブウェイの出入り口である千里浜ICの近く、道の駅のと千里浜にはバイクや車の砂や塩水を洗える「タイヤ専用シャワー」という設備がある。24時間稼働しており、走行後の愛車を車版足湯に入れてやることができるのだ。もちろんこれは気休めで、ちゃんと下周りを洗い流さないといけないのだが、この設備があるのは非常に助かる。
いざ、Sタイヤで砂浜へ!
千里浜ICから、なぎさドライブウェイに入るとそこには今まで見たことのない景色が広がっていた。日はまもなく沈もうかという頃、海は日の光を反射させ、あたり一面をオレンジ色に輝かせていた。波打ち際を走る車や、サンセットを待っている家族ずれやカップル等がいる中、ライトニングイエローのスープラで砂浜を駆けていく。街乗り同様パターンノイズこそうるさいが、スポーツラジアルタイヤだからと言って走れない訳ではなく、スープラはどんどん砂浜を進んでいく。
ベストスポットを見つけ車を止める。ライトニングイエローはオレンジに近い黄色だ。サンセットのオレンジと合わさった時が一番この色を楽しめる時だ。波打ち際×愛車の構図は車好きとしては1枚は撮っておきたいものだが、写真だけでなく思い出にも残るひと時だった。