テスラ乗り必見!テスラの充電制限機能の重要性とは

テスラ乗り必見!テスラの充電制限機能の重要性とは コラム
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テスラには、様々なテクノロジーやアプリケーションが詰め込まれています。テスラのオーナーが活用できるツールのひとつが充電制限機能です。EVの最大充電量を制限することは、スマホが満充電されていない状態に似た不安を覚えるかもしれません。ですがテスラは充電の上限を任意に設定できるようにした上で、充電制限が必要であると述べています。また、定期的に少ない走行距離しか走行しない場合でも、週に一度バッテリーを完全に充電することをお勧めしています。

充電の上限を設定することで、エネルギーコスト効率を向上させることができ、さらにバッテリーの寿命を延ばすことにもつながります。さらに、充電のしきい値を低く設定することで、車内での長期的な航続距離管理をより適切に行うことができます。これらの要素が組み合わさって、この充電制限機能はテスラには必ず必要な機能となっているのです。

EVバッテリーは、時間の経過とともに容量が減少していく

リチウムイオン電池

EVに限らず、電池メーカーの悩みの種は容量低下です。携帯ゲーム機やスマホまであなたが日常的に使用している充電池は、時間の経過とともに最大出力や最大容量が低下していきます。

とある研究機関によると6,000台のEVを調査した結果、電気自動車のバッテリーパックは、1年使用するごとに平均2.3%の損失があることがわかりました。中古の電気自動車を購入するのは、このような理由も今後気をつけなければいけません。電気自動車は何度も充放電を繰り返すと、最大出力が低下するため定期的に総充電量を下回るように(満充電しないように)すれば、この低下を効率的に管理することができます。

最大充電量を80%、あるいは90%に制限することで、最初の数年間に自然に発生する航続距離の低下を効果的に解消することができます。この効果が現れるのは車を購入してからすぐには現れてくれません。しかし、4、5年目になると容量の減少によって、制限していない車両に比べて最大航続距離が大きく変わってきます。

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70%~80%程度に抑えるのがベスト

テスラ

日常的な使用では最大充電容量を70%または80%程度に抑えるのがベストと言われています。この程度の充電量であれば、用事や通勤・通学に問題なく走行することができます。テスラのモデル3は、フル充電しなくても300km程度であれば走行できます。毎日の通勤や買い物などで何百キロも走行する方はそれほど多くはいないと思いますので、70%の容量でも日常に支障をきたすことは考えにくいです。

充電制限を設けることはバッテリーの寿命を延ばすだけでなく、家計のお財布事情にも優しいです。充電制限を設けることで、毎日の運転に必要のない充電をバッテリーにしなくてもよくなります。その結果、充電に無駄なお金をかけなくなります。昨今、電気代が高騰している中必要のないフル充電をするのはお金の無駄遣いになります。

制限の設定方法

テスラ

充電制限の設定には2つの方法があります。1つ目は、テスラのセンターコンソールにある設定画面でスライダーを使って充電制限を選択する方法です。これは、充電設定を素早く変更できるシンプルな手段ですが、ユーザーからは(この方法では画面にパーセンテージが表示されない。)との報告がありました。つまり、車に送り込んでいる充電の正確な数値は憶測で判断するしかありません。

2つ目の方法は携帯電話のテスラアプリの使用です。このアプリを使えば、正確な測定値を見ることができ、(センターコンソールの車本体のレンダリングの上に配置されたスライダーで推測するのではなく)自分で選んだパーセントに基づいて充電制限を設定することができるのです。

充電制限機能はお金だけでなく車両寿命にも大きく関わっています。テスラを購入した際にはじめに設定しておきたい機能の1つです。

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