十代のうちは何かと冒険したいものです。こっそり家や学校を抜け出したり、門限を破ったり…。中にはこのYoutuberのように、パパの3.5億円するパガーニ・ウアイラ ロードスターをぶっ壊しちゃうティーンエイジャーもいるそうです。
貴重なパガーニだった

YouTuberであるゲイジ・ジリーンの父親は、テキサス州ダラスの億万長者でプライベート エクイティの創設者であるティム・ジリーン氏です。ゲイジのYoutubeチャンネルではしばしば父親の高級車を”紹介”していました。
そして2020年11月、当時17歳の彼はYotubeのネタとして父親から借りたパガーニ・ウアイラ ロードスターを破壊しました。
ほとんどのパガーニと同様に、このウアイラは特注で世界に1台しかないモデルでした。
何があったのか?

テキサス州では16歳で運転免許を取得できるため、いつものようにゲイジは父親の愛車を拝借。カメラマンと共に撮影に出かけました。
ウアイラのエンジンはAMG 製の6.0 リッター ツインターボチャージャー付き V12 を搭載し、754 馬力を発生します。
彼の冒険心が右足をもっと踏ませたのか、ゲイジはスピードを出しすぎてコントロールを失い、木に激突してしまいました。これだけのパワーがあれば、コントロールを失うのは非常に簡単です。
クラッシュの衝撃は、運転席のドアと両方の前輪がレゴのピースのように車の周りに散らばり、エアバッグを作動させるほど激しいものでした。
幸いにも、パガーニを運転していたゲイジと彼のカメラマンは、重傷を負うことなく衝突から立ち去りました。
半年もたたずに

破壊された紫色の ウアイラ ロードスターは 2018年にオーダーし、手元に来たのは2020年6月とのこと。11月にクラッシュが発生したので、ジリーン家は3.5億円もするウアイラを、約5か月間しか所有していない事になります。パガーニは年間30台の車しか製造していません。お金はさておき、そのようなものを破壊することは、動画を作成するのに非常に正確で貴重なものであり、非常に残念です。
参照:The Drive