ロサンゼルスでも埃を被ったスーパーカーが溢れている!?

ロサンゼルスでも埃を被ったスーパーカーが溢れている!? コラム
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スーパーカーを手に入れるためなら手足を、そしておそらく腎臓さえも差し出す人もいる事でしょう。だからこそ、ロサンゼルスの駐車場、道路に放置されたスーパーカーが溢れている事態は、理解しがたいものです。

YouTubeチャンネル『effspot』のゴードン・チェンが、これらの夢のクルマにまつわる悲しい物語の背景を読み解こうと試みました。

LAに放置されたクラシック・スーパーカーが埃をかぶっている

ロサンゼルスでも埃を被ったスーパーカーが溢れている!?

チェンはロサンゼルスにある駐車場の、最下層から最上階まで車で回り、どんな車があるか見ていきます。

最初に見つけた車は彼を驚かせることになります。なぜなら、それはクラシックなロールス・ロイス シルバー シャドウと、メルセデスベンツ・560 SLであり、ほこりの絨毯を積んで放置されているように見えるからです。

そのうちの1台は窓が開いており、これだけでも十分に衝撃的なのだが、さらに興味をそそることに、そのクラシックカーは鍵も開いている。エントリーレベルのクラシックカーが素晴らしいのに、なぜこんな豪華な車を捨てるのか謎のままだ。

次のシーンはロサンゼルスの路上。チェンはフロントにダメージのあるメルセデス・ベンツE500が庭に放置されているのを発見します。90年代のモデルは 40,000ドル(約560万円)を超える場合があるため、これは人々が通常放棄する車ではありません。チェンは、車についたクモの巣やほこりにかなり不安を感じています。そのすぐ後ろにはクラシックなシトロエンがいます。

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ドアのないフェラーリ812

ロサンゼルスでも埃を被ったスーパーカーが溢れている!?

場面は再び駐車場に戻り、2台のマクラーレン・セナを見つけますが、共に埃を被っている様子はありません。しかし、すぐに埃まみれで放棄されたベントレーとForgiatoのホイールを履いたロールスロイス ファントムを見つけます。何ヶ月も動いていないようです。

別の駐車場に移動し、チェンはドアのないフェラーリ812やフェラーリ550を見つけます。この駐車場はフェラーリで埋め尽くされているようで、612スカリエッティ、そして599と、多くはユタ州のナンバープレートが付いています。

ロサンゼルスで放置されたスーパーカーに何が起こったのか

ロサンゼルスでも埃を被ったスーパーカーが溢れている!?

チェンは、マスタングやケンタッキーナンバーのフォード フュージョンなど、これらの放棄された車の背後にある物語に疑問を抱いています。

チェンは明確な答えを出していませんが、ドバイがそうであるように、所有者の多くは高価な車を購入しても、維持できなくなると駐車場やガレージ、時には道端に放置するケースが多いようです。

どんな理由があるにせよ、誰もがスーパーカーの扱い方を知っているわけではないですし、維持できるわけでもありません。

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この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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