世界的に環境問題の関心が高まっています。その中で排気ガスを出す自動車は、喫煙者同様に煙たがれる世界になりつつあるのではないでしょうか。そうなると今搭載されている自動車の機能のいくつかはなくなってしまうことでしょう。今回は、時代が進むとなくなってしまうかもしれない機能をいくつかご紹介いたします。
マフラー
電気自動車は排気ガスをだしません。つまり排気管が必要ないためマフラーがありません。リアバンパーものっぺりした見た目になり、音も鳴りません。騒音問題など一部問題もありますが、マフラー音が聞こえないというのは車好きなユーザーにとって悲しい物です。
メカニカルキー
従来の金属製の鍵から最近はスマートキーが普及しています。ボタン式やクレジットカードの大きさの物など様々です。ですがこれから先にスマートフォンでの操作が一般的になるでしょう。これまで以上にスマートフォンを手放せなくなりそうです。新車の納車に鍵を渡され優越感に浸ることもできなくなります。鍵を回してドアを開ける。鍵を回してエンジンをかける。この動作は今後なくなっていくでしょう。
サイドミラー
未来の自動車は、サイドビューミラーが耳のように突き出ているのではなく、小型カメラがその代わりを務めることになりそうです。サイドの景色は、バックミラーかインフォテインメント・スクリーンに映し出されるはずです。ますます車から凹凸がきえ、丸いデザインが増えそうです。
フロントグリル
車からフロントグリルのほとんどがなくなります。一部の自動車メーカーはすでに、電気自動車にこのアイテムが必要でないことを発表しています。今後ラジエーターが剥き出しになった改造車をみる機会が減るかもしれません。しかし、フロントグリルをなくすことで良い点もあります。デザイナーは車の前面全体を使い、包括的なラインとより魅力的なスタイルを作り出すことができるようになります。
スイッチ類
すでに一部の車には、自動で点灯・消灯するヘッドライトが搭載されています。さらに自動ハイビームも装備しています。よって今後、ヘッドライトの点灯を考えたり、心配したりする必要がありません。時間帯や自然の明るさによって、ヘッドライトの点灯が必要かどうか判断されるようになるでしょう。
しかし無くなるのはヘッドライトスイッチだけではありません。エアコンやワイパーなど多くの装備のスイッチがなくなっていきます。センサーによって全てが管理され、手動で動かすにはタッチパネルでたくさんの操作が必要になりそうです。