【夢がある】4.2L V8スーパーチャージャーを搭載したMR2

【夢がある】4.2L V8スーパーチャージャーを搭載したMR2 コラム
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自動車愛好者にとって、DIYプロジェクトは熱狂的な情熱をかき立てるものです。自身のアイデアとスキルを駆使して、独自のカスタム車両を生み出す過程は、創造性と情熱の結晶であり、その成果はしばしば驚異的なものとなります。この記事では、マーティ・スウェットと彼の独自のプロジェクトであるアウディ V8を搭載したトヨタ MR2に焦点を当て、その素晴らしい作品を紹介します。

マーティ・スウェットのDIYプロジェクト

マーティ・スウェットという名前を知らないかもしれませんが、彼は自称ホットロッダーであり、自動車製作の分野で数々の驚くべきプロジェクトに携わってきました。そして、その最新作として登場したのが、トヨタ MR2にアウディ V8 エンジンを搭載した”タイフーン”と呼ばれる車両です。

タイフーンの魅力の一つは、アウディ・オールロードの4.2リッターV8エンジンがスーパーチャージャーでパワーアップされていることです。工場出荷時に340馬力を発生するこのエンジンが、スーパーチャージャーの加わった結果、約400馬力の驚異的な出力を実現します。このパワフルなエンジンは、トヨタ MR2の小型車体に新たな息吹を吹き込み、その走行性能を大幅に向上させました。

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ホイールベースの拡張

【夢がある】4.2L V8スーパーチャージャーを搭載したMR2

しかし、単なるエンジンスワップではないのが、このプロジェクトの特徴です。通常、MR2のホイールベースは工場出荷時のままですが、マーティは自らのアイデアを具現化するために、ホイールベースを260mmも延長しました。この変更により、エンジンの収納スペースを確保し、新しいパワフルなハートを受け入れました。また、アウディ 5000の3速オートマチックトランスミッションも組み合わせられ、そのパワーを地面に伝えます。

細部へのこだわり

【夢がある】4.2L V8スーパーチャージャーを搭載したMR2

プロジェクトの完成には約4年もの時間がかかりましたが、その過程でマーティは細部へのこだわりを忘れませんでした。後部の窓には新しい吸気口が設けられ、後部デッキにはエンジンの冷却を補助する2つのサーボパネルが組み込まれました。電動折りたたみミラーにはガラスに埋め込まれたインジケーター信号が付いており、デザインの細部にも注目が集まります。

前面には元のリトラクタブルヘッドライトが残されており、現代的な要素としてLEDが組み込まれました。内部も豪華で、電動調整可能なレザーバケットシートやリアビューパーキングカメラと連動するインフォテインメントシステムが備えられています。これらの細部へのこだわりが、タイフーンを特別なものにしています。

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一人の情熱と4年の労力

このプロジェクトの印象的な点は、マーティ・スウェットがひとりで取り組んだことです。多くのカスタム車両はチームやYouTubeチャンネルなどの大規模な共同プロジェクトで完成されますが、タイフーンは彼の情熱によって生まれ、4年間の労力を結実させました。このプロジェクトは、彼の創造力と技術力、そしてひたむきな努力の証であり、一人の情熱と創造力がどれほど素晴らしいものを生み出すことができるかを示す素晴らしい例です。マーティ・スウェットのタイフーンは、自動車のDIYプロジェクトの魅力を最高に体現しており、その未来にはさらなる驚きが待っていることでしょう。

参照:Supercharged Audi MR2 project near completion

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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