【○○ができる職業】中古車販売店の営業ってどんな仕事なの?

契約 コラム
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「色んな車に乗ってみたい」そんな思いから中古車販売店に入社した筆者。バチバチのインドア派の筆者に待ち受ける苦難とは…?今回は筆者の経験をベースに中古車販売店の営業の仕事をご紹介していく。中古車販売店の営業に務めたい方の参考になれば幸いだ。

中古車販売店の業務フロー

車屋の業務フローは基本的に仕入れ→処理→販売→接客・契約→納車準備→納車の順番。※この呼び方は筆者独自の呼び方です。それぞれ順に解説していく。

仕入れ

買取

車の仕入れは「買取」と「オークション」の2パターンある。買取の場合、中古車販売サイトや自社のHP等から買取依頼が入り、業者オークションで取引されている相場を参考に買取を行う。次にオークションでの仕入れでは、顧客からの依頼や、自社で売れそうな車を見つけて条件が合えばセリに参加して落とす。

処理

洗車

車を仕入れたら次にその車の「処理」を行う。具体的には洗車・傷の確認・車の点検、場合によっては修理や板金を行う。真夏の炎天下や、真冬の凍るような寒さの中で洗車をするのは、インドア派の筆者には大変な業務。特に真夏は厳しく、洗車後の筆者はクーラーの効いた部屋でも、室温を2℃程上げるくらい熱気を放つ。また古い車だとヘッドライトを磨く必要があったり、外車特有のモールの白サビをやっつけるのも「処理」で行う。

販売

車の撮影

グレードやオプション等の車両詳細を調べ上げ、仕入れた車を撮影する。車の撮影は極めて重要。最も多くの人が在庫車を目にするのが写真だからだ。撮影した写真と調べた情報を使い、中古車販売サイトや自社HPに入力して公開する。Youtubeの撮影もここで行う場合が多い。インドア派の筆者が一最もトレスフリーに従事できる業務かもしれない(撮影を除く)。

接客・契約

契約

来店されたお客さんに車の説明をしたり、試乗してもらう。気に入ってもらえたのなら契約手続きを進める。ローンの審査や下取り査定もここで行う。ここでは当然トーク力が求められるので、「車の話」はできても「営業トーク」は苦手な筆者はよく苦労している。

納車準備

点検整備

点検整備に出したり、車検や名義変更、カスタムなどを行う。契約内容によってはお客さんの車庫証明を取りに行ったり、行政書士に依頼したりする。また車の操作方法の確認や洗車を行い、車を仕上げていく。世の中様々な職業があるが、誰かの新しいカーライフの始まりをサポートできるのは、おそらく車の販売業だけだろう。一期一会という言葉があるが、お客さんと出会ったのも何かの縁。これから始まるカーライフを楽しく過ごしてもらえるよう、準備をするのがこの「納車準備」だ。

納車

納車

車検証の確認や操作方法の説明を行う。納車準備で徹底的に車を調べて仕上げた努力が報われる、最も「車屋やっててよかったぁ」と思える瞬間はここだ。

その他

車屋の”中の人”の面白いTwitterや、オシャンな事この上ないInstagram。車屋の個性が光るYoutube等、近年ではSNSを活用した集客も盛んに行われている。中古車販売サイトと契約せずに、SNSだけで車を売っている会社もあるくらいだ。またGoogleマイビジネスや自社ブログの更新を行っている会社もあるだろう。もちろん定期的に在庫車を洗車して、いつでもお客さんを迎え入れる準備をすることも大切だ。

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どういう人が中古車販売店の営業に向いているのか?

ロータス・エリーゼを運転する筆者

「色んな車に乗ってみたい」という思いだけで中古車販売店に入社した筆者。もちろん会社やその規模によって業務内容は変わってくるが、筆者は買取以外の全ての業務をこなさなければならない。おおざっぱで面倒くさがりな性格ゆえ、細かい作業が多いこの職業には膨大な努力が必要だった。しかかし、納車時のお客さんの笑顔は格別だ。もしあなたが車が好きで、営業トークもできる、細かい作業が得意な方であれば、この職業も就職・転職の候補に入れるといいかもしれない。

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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