【1万1千までキッチリ回る!】750馬力・V10を積んだ究極のGRスープラ

【1万1千までキッチリ回る!】750馬力・V10を積んだ究極のGRスープラ コラム
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かつてトヨタ・GT 86にフェラーリのエンジンを搭載したことで世界を震撼させた男、ライアン・ターク。誰もがフェラーリエンジンの86を超える作品は想像できませんでしたが、この男は平然とやってのけました。

彼が2021年に制作したこのスープラは、1万1千回転まで回るF1由来のV10が搭載されており、NAながら750馬力を発生させます。このモンスターマシンはどのように制作されたのでしょうか?その過程を見ていきましょう。

本格的なレース用のエンジンだ!

【1万1千までキッチリ回る!】750馬力・V10を積んだ究極のGRスープラ

ライアン・タークはフォーミュラドリフトのドライバーであり、チューナーでもあります。彼は競技で使うニューマシンとしてスープラを選び、チューニングしていく事にしました。

このプロジェクトを進めるにあたり、彼は直列6気筒エンジンやV8エンジンを搭載しないことを決めました。選ばれたのはまさかのV10エンジン、しかもジャッド製のV10です。

【1万1千までキッチリ回る!】750馬力・V10を積んだ究極のGRスープラ

ジャッドはイギリスに本拠地を置くエンジンコンストラクターであり、レース用のエンジンを制作しています。今回ライアン・タークが搭載したのはジャッドの「GV4L V10」と呼ばれるエンジンで、排気量はわずか4リッターですが、11,000RPMという驚異的な回転数で約750馬力を発生します(エンジン単体)。これだけのパワーがありながらエンジン重量はわずか145kgと超軽量級です。

このエンジンはレース用というだけあり、3000kmごとに分解して整備する必要があるそうです。そんなジャッド製エンジンを購入するために、ライアン・タークはフォーミュラドリフトの競技車両を1台売却したそうです。

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徹底的に軽量化されたボディ

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ライアン・タークはトヨタと非常に良好な関係にあり、このスープラはトヨタから送られたそうです。車が到着すると、スープラは内外装が外され、GT86のときと同じように金属の手術が始まりました。

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丸裸にされたスープラは、フレームまで切り刻まれ、ロールケージが入れられます。ボディはHGK製のフルカーボンワイドボディキットが装着されます。オリジナルのボディワークが唯一残っているのは、窓の近くにあるスチール製のルーフの端だけです。

ジャッドV10をスープラに搭載するのはかなり手がかかります。カスタムマウントだけでなく、エンジンにホリンジャー製6速シーケンシャルギアボックスを接続するためのカスタムアダプターも必要でした。

ドライバーがいない場合、車の重量は約1,100kgになります。これは、標準記載重量よりも400kgも軽量化されており、信じられないほどの重量です。

【1万1千までキッチリ回る!】750馬力・V10を積んだ究極のGRスープラ

インテリアにもカーボンがふんだんに使われており、インパネ、サイドブレーキ、フルバケットシートもすべてカーボンです。

足回りにはBCレーシングのサスペンションに、ブレーキは前後ともにブレンボ製のレーシングブレーキが採用されています。

ホイールはセンターロッ式のRotiform製18インチカスタム仕様。組み合わされるタイヤはNitto NT555 G2です。

他の追随を許さない歌声

【1万1千までキッチリ回る!】750馬力・V10を積んだ究極のGRスープラ

ライアン・タークが公開したスープラのパワーチェック動画では、1万1千回転回るV10エンジンの叫び声を聞くことができます。耳をつんざかんばかりの轟音は車の見た目さながらワイルドです。

肝心の測定結果はエネルギー損失などの影響もあり630馬力でした。昨今のハイパフォーマンスSUVは平気で600馬力あるので、大した数字に聞こえない人もいるかもしれません。これは今日の馬力戦争がいかに狂気の沙汰になっているかを如実に示しています。

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パワーチェックの動画だけでも迫力満点ですが、実際に走行している姿はさらに人々を興奮させます。彼のYoutubeチャンネルでは制作の過程から実走行シーンまで、38本もの動画を上げています。こちらの再生リストから全てご覧いただけますので、是非チェックしてみてください。

画像出典:RyanTuerck

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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