車から出ていても大丈夫な水

車から出ていても大丈夫な水コラム

車の下に水たまりを見つけた時に何か漏れていると心配になったことはありませんか?冷却水が漏れていると、オーバーヒートなどエンジン故障の原因になります。なので大量に溜まっていた場合には点検が必要な場合があります。ですが自動車は走行の過程で水が発生し、それを排出しています。よって、自動車から出ていても問題ない水が存在します。今回はその水が発生する仕組みと判断ポイントを紹介します。

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マフラーからの水

車から出ていても大丈夫な水

マフラーからの水漏れは一般的な原因の一つです。エンジンから出た排気ガスが結露することで起こります。長いドライブの後車のエンジンが完全に冷え、排気ガスが燃焼室から出るときカーボンと水の結露がより顕著になります。このとき、車のマフラーから水が排出されます。

これは内燃機関を持つ全てのものに該当します。よってこの水は正常な水です。この水のために心配したり、車を修理に出したりする必要はありません。エンジンが作動温度に達するまで待つと、水分が蒸発するので水が出てこなくなります。

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エアコンシステムからの水

車のヒーターの仕組み

エアコンを起動した時も水が発生します。エアコンスイッチを押すとエアコンのコンプレッサーが回り冷媒がエバポレーターを通ることによって空気が冷やされます。その際に結露によって水が作られます。自動車はその水を車外に排出しています。

よって、この水も正常なものなので問題ありません。逆にエアコンをつけているが水が出てこない場合があります。その場合はうまく車外に水を排出出来ていない可能性があります。車内に水が溜まることによってコンピューターが水没。カーペットにカビが発生する。など多くの問題が発生する可能性があるのですぐに点検してもらいましょう。

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ウォッシャーシステムからの水

冬 洗車 ウォッシャー液

ワイパーウォッシャーを起動した際に水が下に溜まるのは正常です。ですがウォッシャーが出てこずに下に溜まっている時はウォッシャーシステムが故障している可能性があります。劣化によってホースやポンプから水漏れが発生することがあります。走行に支障があるわけではないので、緊急性は低いです。ですがいざ使おうとした時に水が出ないので視界確保できず危険です。修理工場に運びましょう。

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見分け方

基本的に自動車から出てくる水の中で正常な水は透明の真水です。なので、色がついていたり、匂いがある場合にはもれてはいけない水やオイルがもれている可能性があります。その場合はすぐに整備工場に持っていきましょう。

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