ダストブーツってなに?

ダストブーツってなに? コラム
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車検時に、「ブーツが破れているから交換が必要です」と言われたことはありませんか?実際に破れているのがから交換が必要なことは分かるが、なぜ必要か知らない。いざ交換になると部品代はやすいのに工賃が驚くほど高くなるというケースもあります。しかし、車のシステムが適切に機能し、ドライバーの安全を毎日確保するためには、ダストブーツは不可欠です。では、ダストブーツはいったい何をするもので、車のメンテナンスにどれほど重要なのでしょうか。

走行していると汚れる

ダストブーツってなに?

自動車は、日々の運転を通じて多くの故障要因にさらされています。一般的な問題のひとつとしては、ブレーキや足回りにゴミや汚れ、その他の汚染物質が蓄積することです。たとえばブレーキをかかると、ブレーキパッドとブレーキディスクの間に生じる摩擦によってブレーキダストが発生します。ブレーキダストは主に鉄粉、カーボン、などで構成されています。この汚れが付着しないようにしなければブレーキシステムの機能を損なう可能性があります。また、ブレーキ鳴きの原因や稼働部の故障の原因にもなりえます。雨の日の走行では泥や雨水によって各パーツたちが汚れていきます。この汚れが蓄積していくと故障の原因になります。

ダストブーツの出番

ダストブーツってなに?

このような汚れから稼働部を守るのがダストブーツです。ラバーブーツやラバーシールとも呼ばれるダストブーツ。基本的には保護カバーとして、ブレーキキャリパーのピストンやアクスルジョイントなどの重要な自動車部品をほこりや汚れから保護します。

ブレーキダストブーツは特にブレーキキャリパーのピストンをカバーし、ブレーキパッドをローターに押し付けて車を減速または停止させるブレーキシステムの重要な要素を担っています。また、エンジンからホイールに動力を伝達するアクスルも使われています。ブーツを装着することで、これらの部品の磨耗を防ぎ、性能低下や故障の原因となる磨耗粉を防ぐことができるのです。

ダストブーツの欠点

ダストブーツってなに?

ダストブーツは重要な役割を果たしていますが、欠点がないわけではありません。ゴムやそれに近い素材でできているため、経年劣化しやすいのです。特にブレーキシステムの摩擦によって常に熱にさらされると、ダストブーツが溶けたり変形したりする可能性があります。これにより、保護機能が損なわれる可能性があります。

よって、ダストブーツの定期的な点検と交換が必要なのです。ダストブーツが良好な状態にあり、その役目を果たすことによって車のパーツが長持ちします。この小さな交換を怠ったことによって大きな部品を交換する羽目に遭わないようにしましょう。

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