普段の運転中に何度も使うブレーキ。何気なく使っているブレーキですが、効かなくなった時あなたはどうしますか?危ない瞬間は突然訪れます。一瞬の判断で命が助かる場合もあります。今回はそんな時覚えていたら役にたつ、ブレーキが壊れた時の対処法を紹介しましょう。
なぜブレーキが効かなくなる?

他の機械部品と同じように、ブレーキも故障することがあります。ブレーキが安定して機能するためには、いくつかの条件があります。その条件が満たされないとブレーキが効かなくなってしまいます。古い柔らかいホース、取り付け部の緩み、熱によるフルードの沸騰、パッドの硬化などが原因で起こります。
では実際に起きた際にどのように対処すれば良いのでしょうか。
まずは冷静に

ブレーキが効かなくなるとパニックを起こしてしまうと思います。間違えてアクセルを踏み込んでしまったり、急ハンドルをとったりしてしまいます。このような状況では対応する時間は1秒に1つしかなく、冷静な判断が重要です。
最初にすべきことは、周りの状況を確認することです。可能であれば周囲を見渡しましょう。他のドライバーや道路の危険物から遠ざけるための道を探してください。進路がはっきりしていて、十分な走路があれば、車をゆっくり停止させるだけの時間を確保することができます。
サイドブレーキをかける

サイドブレーキがある車の場合はサイドブレーキをかけましょう。ワイヤー式の場合はブレーキオイル漏れに関係なくブレーキをかけることができます。電動の場合は車種にもよりますがスイッチを押し続けることで緊急ブレーキがかかります。
さらに、ゆっくりブレーキをかけることが重要です。急ブレーキになってしまうと車がスピンしてしまう可能性があります。
ゆっくりシフトダウン

シフトダウンすることでエンジンの回転数を下げ、減速させることができます。この方法には危険が伴いますが、エンジンブレーキがかかることを想定してゆっくりと行えば、ブレーキのないクルマを減速させるのに効果的な方法です。
しかし、速くシフトダウンしすぎるとエンジンやミッションが破損してエンジンブレーキすら効かなくなる場合もあるので注意してください。
最終手段は擦り付ける

坂道や上記の方法で減速できなかった場合、最終手段として車体をガードレールや壁に直接擦りつけ徐々にとまるしかありません。サイドミラーはとれ、ボディーはガリガリになるかもしれませんが、正面衝突は避けてください。この時も焦らずゆっくり止まるよう意識することが重要です。
普段の運転でこのような状態にならないようにしっかり整備しておくことが重要です。ブレーキパッドの交換だけでなくブレーキオイルの交換も定期的にするようにしましょう。
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