車が炎上しているニュースを見たことありませんか?人ごとのように思えるかもしれませんが、いつ事故が起きてもおかしくないようにいざ車から火が出た時に正しく対処できますか?新車だから。といっても安心できません。多くのメーカーは数台燃えてからリコールを実施するケースがほとんどです。新しいからといって油断はできません。ではもしあなたの車から炎が出たらどうすればいいのでしょうか。
エンジンを止める

まず、車内の臭いの異変からきずくと思います。エアコンの吹き出し口から白い煙が出てくることもあります。これらの異変を感じたら路肩に車をとめ、エンジンを切ってください。車を停めることだけでも意味がありますが、車を降りる前にエンジン切ることが極めて重要です。これは火災がさらに広がるのを防ぐためです。
理由としては、ガソリン車であれば燃料の供給を止めるためです。EV車の場合は電源の供給停止させる必要があるためです。
速く離れる

乗員全員ができるだけ早く車から降りてください。車から降りたら、車からなるべく離れてください。火災原因にもよりますが、いつ爆発してもおかしくない状態です。忘れ物をとりに行くのもやめた方がいいでしょう。
また、風向きにも気を配り風上にいるようにしましょう。理由は、大量の有毒な煙が発生するからです。大量の燃料やプラスチック類が一気に燃えるのでその煙は非常に危険です。風上にいることで有毒なガスを吸い込むのを防ぐことができます。
消防車と警察を呼ぶ

消防士が早く到着すれば、すぐに消火活動を開始することができます。なるべく速く呼ぶようにしましょう。警察も呼んだ方がよいでしょう。火災原因の確認や、交通誘導など1人では難しいものがあるので警察に頼りましょう。
ボンネットを開けない
先ほど火災原因の確認と言いましたが、消防の許可があるまで車両を触ってはいけません。特にボンネットなどを開ける行為はやめましょう。酸素が一気にエンジンルーム内に入り、火災が大きくなる恐れがあります。
車は鉄でできているのである程度燃えても原因判断は難しくありません。消防の方なら尚更です。この場合は専門家に任せたほうがよいでしょう。
周囲に気を配る

車両から降りて離れた時から周りの交通には気をつけて行動しましょう。大きな炎に気を取られ突っ込んでくる車両もいるかもしれません。火事に気を取られて2、3次災害に繋がらないように行動しましょう。