電気自動車のクラシックカーは誕生するのか?

電気自動車のクラシックカーは誕生するのか? コラム
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クラシックカーとは、製造されてから長い年月が経った車両のことを指します。具体的にはクラシックカーの公道ラリーを行うFIVAという団体では、生産してから25年以上経過した車両。と定義しています。私たちが今運転している自動車も長い年月が経てばクラシックカーの仲間入りしているかもしれません。そこでふと疑問がよぎります。電気自動車のクラシックカーは誕生するのでしょうか。現在様々なメーカーが開発に躍起になっている電気自動車ですが、2・30年経てばもちろん過去のクルマです。そもそも電気自動車は内燃機関の車と同じように長く乗れるのでしょうか。

バッテリー問題

リチウムイオン電池

20・・年までに内燃機関車の生産を停止。よくそんなニュースを目にします。自動車産業の未来は確実に電気自動車になりそうです。しかし、EVへの移行は寿命の点で多くの懸念があります。その一つがリチウムイオンバッテリーです。最近の電気自動車に搭載されているリチウムイオンバッテリーパックは長持ちしません。理由はスマートホンが長持ちしない理由と同じです。

8年は持つからと保証をつけているメーカーも少なくありません。保証期間中は安心できます。しかし2・30年となってくるとわかりません。また、電気自動車のバッテリーとしての役割は終わってもリサイクルができます。よって長い距離を走れなくなった車を保証もなしに何年も乗り続ける物好きな人は少ないかもしれません。

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高額部品問題

PHEVとEVの戦い①

エンジンを搭載していないため電気自動車はモーターが駆動することによって動いています。エンジンは単純な金属部品の交換ですみますがモーターや電気部品になると全体での交換が多くなります。単純交換なため工賃は抑えられるかもしれませんが、部品が高額になる可能性があります。また、年月が経ちメーカーが部品を生産しなくなったことによる部品不足や価格高騰も考えられます。

安全機能問題

【これは欲しい!!】最新の車に付いている未来的な機能5選

昔の車は今の車ほど装備が充実していません。コーナーセンサーやアラウンドビューカメラなどはもちろん付いていません。よって構造が簡単でシンプルでした。単純な機械構造が故にメンテナンスをしっかりすれば長持ちします。現代の車はどうでしょうか。安全機能が充実していて、自動運転機能までついています。装備が充実しているということは、それだけ電子機器が多いということです。仮にバッテリーが何年ももったとしてもそのほかの電装品まで長く持つでしょうか。警告灯をたくさん点灯させながら古い電気自動車を乗り回す。そんな未来があるかもしれませんね。

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