冬はオイル交換頻度を上げたほうがいい?

オイル 知識
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冬の間、寒さが原因で車にさまざまな問題が発生する可能性があります。例えば、部品が腐食したり、燃料ラインとワイパーが凍結する可能性があります。また、タイヤの空気圧が低下し、車のバッテリーが切れる可能性もあります。しかし、定期的なメンテナンスを行うことで、潜在的な修理の問題や事故のリスクを最小限に抑えることができます。

適切なメンテナンスは、寒い時期に車を適切に手入れする方法を理解することから始まります。その一歩として、冬にオイルをもっと頻繁に交換する必要があるかどうか見てみましょう。

車の冬の準備

整備

冬に備えて、まずオイルとフィルターを交換することをお勧めします。 自分でオイルを交換する場合は、ご自身の為にも気温が下がる前に作業を行ってくださいね。オイルを交換したら、エンジンを5分間作動させて、新しいオイルが車全体に循環するようにします。また、暖機についてですが、長時間駐車していたり、厳しい寒さの中にいる車のエンジン内部はオイルで潤滑されていない状態です。このような場合は、エンジンを保護するために暖気運転をすることをお勧めします。暖機運転と言っても、駐車したままアイドリングを続けるのではなく、アクセルを優しく踏み、ゆっくり、丁寧な運転を心がける事が暖機運転です。水温系の針が動いたり、水温ランプが消えるぐらいが目安です。

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冬の間のオイルとフィルターの交換

冬

使用するオイルを選ぶ際は、必ず車の取扱説明書を確認してください。車によっておすすめのオイルは違うので、選び間違えは避けたいものです。また、オイルを交換するときは、オイルの粘度を考慮する必要があります。粘度とは、エンジンオイルの硬さのことを指します。粘度が高いほど硬くなります。

オイルを見ているとよく『5W-30』などと表記されますが、このWは「Winter Grade」のWであり、低温側粘度と呼ばれます。5Wはマイナス30度の外気温度まで対応していることを意味します。次の数値の「30」は、エンジンが温まった状態のエンジンオイル粘度を示しており、数値が高い方が粘度の高い粘り気のあるオイル、低い方が粘度の低いサラサラとしたオイルということになります。またオイル交換だけでなく、必要に応じてフィルターを交換することをお勧めします。

適切なオイルの選択

通常、冬の使用には 10W30のオイルが推奨されます。10Wはマイナス25度の外気温度まで対応していることを意味しますので、よっぽどな寒い気候に住んでいない限り10Wでも十分だからです。ただ、使用するオイルを選ぶ際は、車によっておすすめのオイルは違うので、必ず車の取扱説明書を確認してください。どのオイルがあなたの車に最適かを判断するには、専門家に相談するのも一つの手です。

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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