アストンマーティン、ヴァルキリーの最初の3年間で7000万円以上のサービス費用を否定

アストンマーティン、ヴァルキリーの最初の3年間で7000万円以上のサービス費用を否定 コラム
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フランスの自動車出版物が、アストンマーティン ヴァルキリーの最初の 36 か月間の整備費について、スキャンダラスに高価であるとされる価格ガイドを掲載しました。しかし、アストンマーチンはこの文書を公表しておらず、そこに引用されている数値は不正確であると主張しています。

アストンマーティンの広報担当者はカースクープスに対し、ヴァルキリーの整備費用はまだ発表していないとし、フランスの出版物『オートモビリスト』が掲載した数字は「完全に捏造されており、間違っている」と付け加えた。

アストンマーチンは正確なサービス費用については口を閉ざしていますが、少なくとも英国の 20 パーセントの付加価値税 (VAT) を加えても、最初の36 か月のサービス費用は、『オートモビリスト』が掲載した42万 6,000ポンド (約7675万円) にはならないと推測できます。

まったく突飛なわけではない

アストンマーティン、ヴァルキリーの最初の3年間で7000万円以上のサービス費用を否定

同メディアが共有した数字はまったく突飛なわけではありません。同様に高価なブガッティ・シロンは、 4 年ごとの維持費が7000万円かかると伝えられています。

6.5リッター自然吸気ハイブリッドV12を搭載したアストンマーティン ヴァルキリーは、1,160馬力と900Nmのトルクを発生し、F1の天才エイドリアン・ニューウェイによって設計されました。その結果、車の維持にかなりの費用がかかることは想像に難くありません。

また、V12エンジンを製造するコスワースのマネージングディレクター、ブルース・ウッド氏は2019年にカー・アンド・ドライバーの取材で、エンジンは約10万キロの走行で交換が必要になると述べています。

ただし、これらの車両の性質上、通常の車ほど頻繁に運転されるわけではなく、10万キロという走行距離はハイパーカーとしてはかなり走行している距離です。それまでの維持費がどれくらいかかるのか、近いうちに判明することを期待しています。

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アストンマーチン・ヴァルキリーについて

アストンマーティン、ヴァルキリーの最初の3年間で7000万円以上のサービス費用を否定

アストンマーチン・ヴァルキリーは、英国の自動車メーカー、アストンマーチン、レッドブル レーシング アドバンスト テクノロジーズ、およびその他数社が協力して製造した限定生産(150台)のハイブリッドスポーツカーです。

先述のようにこの車にはコスワース社がカスタマイズした6.5リッター自然吸気V12エンジンが搭載されており、10,500rpmで1,000馬力を発生します。

また、ヴァルキリーのハイブリッドシステムは、Integral Powertrain社が特注の電気モーターを供給し、電気自動車メーカーのリマックは軽量ハイブリッド バッテリーシステムを供給しています。

この車の製造には専任のプロジェクトチームが、1台当たり2000時間、手作業で製造します。150台のうち、日本には11台が納入される予定です。

画像出典:オートモビリスト アストンマーチン

この記事を書いた人

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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